Our Life Beginnings & Always 備忘録 episode12 | 君影草の宴

君影草の宴

ヤフーブログからやってきた10年以上続いてるブログ。
タイピングと文章の練習のため毎日更新中。
たまに黒歴史あり。

 

Our Life Beginnings & Always 備忘録

 

 

Our Lifeは人生。

海外のゲームにたまにがっつりある丁寧かつフェアな恋愛描写好きなんだよね。
ポリコレ云々は今は置いとく。


前回までのあらすじ

コーヴとお母さんのわだかまりは解けたけど、
お母さんの意味深な発言で、コーヴが私の事をどう思っているのか気になっていた。


主な登場人物


 私(主人公):手のかからない優等生だけど思い付きで行動する。13才。
           交友関係は広くないけど仲良くなると付き合いが長くなるタイプ。
       黒髪ショートの女の子。家族と海と本が好き。コーヴの事は大好き。    

    ※主人公の名前苗字性別見た目性格趣味などは自分で設定できます。
   
コーヴ・ホールデン:私の家の向かいに住んでる男の子で親友。13才。
              おとなしくて優しくて照れ屋。海が大好き。眼鏡からコンタクトに。
                  逞しくなったけど両親のことでいろいろ思うとこある様子。
                  PERSONALITY(WARM/STUDIOUS)

  ※コーヴの性格は主人公の行動次第で変わります。


  マム(パメラ):私のママ。しっかり者。優しいけど怒らせると怖い。

 マー(ノエラ二):私のママ。髪が紫の方。おっとりしてて甘やかすタイプ。

エリザベス:私の姉。陽キャ。思春期突入で一緒に遊ばなくなったけど仲は良い。15才。

コーヴのパパ(クリフ):優しいが何かと不憫。離婚したけど息子のために元嫁を休暇に呼んだ。

      カイラ:コーヴのママ。夏の間だけホールデン家に滞在することになった。

 デレク・スアレス:最近友達になった社交的で活発なスポーツ少年。13才。          
          


本編ネタバレあり。

でもそれぞれ分岐がいっぱいあるのでひとつの例として見てください。
都合により選択肢ある箇所結構カットしてます。

ここでのコーヴの性格は、ほとんど選択肢同じにしても細かいところで変化するのでこの通りにならない場合があります。

今回はWAVE回。

 

episode  12    
          I like that you're here though
                     -君といると一日が短いってこと-

 

 

その日、家族と買い物に出かけていて、午後には家に戻ってきた。

大量の荷物を家に入れるために、私達家族は車と家を何往復かすることになった。
エリザベスとひーひー言いながら運び込んでいく。

マー「It's a shame we had to spend the morning cooped up in that shopping centre.
       It's a beautiful day, don't you think?」
      午前中にあのショッピングセンターに閉じこもっていたのは残念だったわ。
      いい天気だと思わない?


Yeah, it is.                そうだね
Days like today are my favorite.    今日のような日が一番好き
It's too hot.                暑すぎる
I wish it was raining.         雨が降っていればいいのに
I like it when it's stormy the best.   嵐の時が一番好き



天気良い方がいいかな。
洗濯物乾くし。


私「Days like today are my favorite」
  今日のような日が一番好き

マー「You and your sister are a lot alike in that way, and me too」
        あなたとお姉ちゃんはその点とても似てる。私もそうよ



ノエラ二ママとの会話は基本ほのぼのしてるなにっこり


マーと話していたらマムの声が聞こえた。

マム「Oh, hi Cove!」
      あら、こんにちはコーヴ!


見ると、サーフボードを小脇に抱え玄関を出てきたコーヴにマムが手を振っていた。

マム「Let me see... surfboard and wetsuit. Where might you be off to on this beautiful day?」
   サーフボードとウェットスーツね。こんないい天気に、どこへ行くつもりなの?

Cove instantly startled, not having realized your family was also out here.
Even though your mom was the one who called out, you were the one he looked at.
コーヴはあなたの家族もここにいることに気付かず、すぐに驚きました。
声をかけたのはお母さんだったとしても、彼が見つめていたのはあなたでした。



コーヴは私達に挨拶するために歩道を小走りで横切ってきた。

It was decidedly awkward since Cove had trouble figuring out how close to stand to you, the addition of his unwieldy surfboard made the whole thing seem even clumsier.
コーヴはどのくらいあなたに近づいて立つべきかを理解するのに苦労していたため、明らかにぎこちなく、彼の扱いにくいサーフボードが追加されたことで、全体がさらにぎこちなく見えました。



そんなちゃんとしなくても遠くから声かけてくれればいいのに……キョロキョロ

マム「Careful with that thing. You'll put someone's eye out」
      扱いに気をつけてね。誰かの目が潰れちゃうから

マー「Pam, please. Go easy on him」
      パム、お願い。彼にはお手柔らかにね


マムにからかわれたコーブは顔をしかめた。

コーヴ「Sorry, Mrs. ○○○○」
      すみません、○○○○さん


マー「Don't mind her, honey. It's a beautiful day for surfing. I haven't been out on the waves in a long time, I'm jealous.
      彼女のことは気にしないで、ハニー。 サーフィンするには素晴らしい日ね。 長いこと波に出ていないので、うらやましいわ

コーヴ「Yeah. I'm hoping to get a few good waves before it gets dark」
       うん。 暗くなる前にいくつか良い波に乗りたいんです



コーヴがサーフィンをするのは知ってたけど、ウェットスーツ姿は初めて見た。


私「Hi, Cove」
  こんにちは、コーヴ

He had relaxed a lot when Ma spoke to him, but the rigidity came back as soon as you said something.
マーが彼に話しかけると彼はとてもリラックスしていました。でもあなたが何か言ったとたん、また硬直してしまった。



なんかそわそわしてるな凝視


コーヴ「Hi, ○○○」
     こんにちは、○○○


コーヴ「Do you wanna come hang out there later?」
        後で遊びに来ない?

You noticed the flush of red on his cheeks, but that might have just been from the heat.
彼の頬が赤くなっているのに気づきましたが、それはただ暑かっただけかもしれません。

Sure! I'll meet you there when we're done. もちろん! 終わったらそこで会おうよ
Oh- yeah, I could do that...          ああ、そうだね、それならできるよ…
Alright.                    わかった
I can't this time.               今回は無理


私「Sure! I'll meet you there when we're done」
  もちろん! 終わったらそこで会おうよ

コーヴ「Cool!」
      いいね!

When he spoke again, he tried to contain some of the excitement that was clearly ready to burst.
再び話すとき、彼は明らかに爆発しそうな興奮を少し抑えようとした。

コーヴ「It'll be fun」
       きっと楽しいよ

コーヴ「You're not done unloading, right? Can I help?」
       まだ荷降ろしが終わってないですよね? 手伝ってもいいですか?

マム「No, no. This is our job. You go enjoy the beach」
      いえいえ。 これが私たちの仕事だから。 ビーチを楽しんできて

マム「○○○ can catch up as soon as she is finished here」
    ○○○はここを終えればすぐに追いつけるわ

コーヴ「Alright... I'll see you」
      わかりました...じゃあまたね

私「Yeah, bye for now」
  うん、とりあえずバイバイ

Cove headed on down to the beach with more skip in his step than normal. It was really cute. You smiled softly to yourself at the thought that you'd be joining him soon.
コーヴはいつもよりも足を飛ばしながらビーチへと向かいました。 本当にかわいかったです。 もうすぐ彼の仲間になれると思うと、あなたはひとりでそっと微笑みました。



そんなうきうきしなくても…
かわいいニコニコ

マー「He sure seemed to perk up after you agreed to meet him there. I wonder why that could be?」
    あなたがそこで会うことにしたら彼は確かに元気になったようね。なぜそうなるのかしら?



おうふキョロキョロ


マム「Now who's giving him a hard time, 'Lani?」
        さて、彼を苦しめているのは誰ですか、ラニ?

マー「Shush. It's different」
        シィー。 それは違うわ



ママ達は私とコーヴの関係を茶化してるというか、微笑ましくてしょうがない感じなのね。


マー「I'm being supportive. And he can't hear it」
        応援してるのよ。 彼にはそれが聞こえないけど



ノエラ二ママは早くくっついてしまえと思ってて、パメラママは黙って見守る派みたいな。


ようやく片付いて、ビーチに向かう準備ができた。

You had a surfboard in your room that you wanted to take with you.
あなたの部屋にサーフボードがあり、それを持って行きたいと思っていました

Your family had a surfboard around here somewhere...

あなたの家族はこの辺のどこかにサーフボードを持っていました...
You weren't sure what you were going to do; he was surfing and you didn't know how.
何をするかわかりませんでした。 彼はサーフィンをしていましたが、あなたはサーフィンの仕方を知りませんでした



でもサーフィンわからないんだよね……

なのでママ達に相談してみる。

マム「You'll just have to go there and see what happens」
      そこに行って何が起こるか見てみるしかないわ

マー「Cove must have been so excited to invite you there that he forgot you don't surf」
  コーヴはあなたを招待したことに興奮して、あなたがサーフィンをしないことを忘れていたのね

マム「Or he's hoping you'll go to watch him so he can show off」
   彼はあなたが見に来てくれることを期待しているのかも。そうすれば自慢できるから



そ、そうなのかなキョロキョロ


ノエラ二ママはサーフィンする人だからママ達も過去に似たような事があったらしい。

マム「Hey, what are you still doing here? Go on, have your fun」
      ねえ、まだここにいるつもり? さあ、楽しんできて

マー「You're only young once. But don't do anything I wouldn't have」
      若いのは一度きり。でも、私がやらないことはしないでね

私「Okay」
  はーい


ママ達に促されて私はビーチに向かった。

When you arrived at the shore you were greeted by the crash of waves and the soft calls of seagulls. You took in a lungful of the ocean air and felt your peachy skin warm in the sun.
海岸に到着すると、打ち寄せる波の音とカモメの優しい鳴き声が迎えてくれました。 海の空気を肺いっぱいに吸い込み、桃のような肌が太陽の下で温かくなるのを感じました。



こういう現地の海の描写良いなぁと思いながら読んでる。
日本とは表現がちょっと違うカラっとした感じの暑さとかね。


ビーチに行くとコーヴをすぐに見つけた。
彼はまだ海に出ず、ただ砂の上に座ってサーフボードを横に立てかけていた。

私「Hey, are you waiting for someone?」
  ねえ、誰かを待ってるの?

コーヴ「○○○」
      ○○○を



ここの名前の呼び方、声が優しいので良い なんていうか愛おしそうに呼ぶみたいな感じ。
コンフォート設定でコーヴの対応が変わるようになっている。


彼は微笑みながら私を見上げると、すぐに立ち上がった。

コーヴ「I was wondering if you were still coming」
       まだ来るのかなと思っていたんだけど

I wouldn't have missed it.         見逃さなかったよ
Sorry you had to wait.           待たせしてごめんね
And stay inside all day? I don't think so. 一日中、家の中に?そうは思わないよ


私「Sorry you had to wait」
  待たせてごめんね

コーヴ「You don't have to say that. It's okay」
       そんなこと言う必要はないよ。 大丈夫



私を一人残すのは後ろめたかったのか、サーフィン教えてくれると言ってくれてたけど、
コーヴがサーフィンしてるとこ見たかったので私はそれでもいいよと言った。

Cove gave you a smile, but you could tell the pressure was on. He stood up straighter with the new expectations for his performance.
コーヴは笑顔を見せたが、プレッシャーがかかっているのはわかった。彼は自分のパフォーマンスに対する新たな期待に背筋を伸ばした。

コーヴ「Then okay. Wave to me if you get bored or something」
           それならいいよ。飽きたりしたら手を振ってね



気にしないでいいのににっこり

Cove looked strangely stiff in the water and he kept glancing back at you. You shot him a thumbs up and he raised an eyebrow.
コーヴは水中で妙に硬直した様子で、あなたを見つめ続けていました。 あなたが彼に親指を立てると、彼は眉を上げました。



("´∀`)bグッ!


私が見ているせいか、最初は緊張していたようだったけど、
次第にリラックスして波に乗れるようになっていった。

You continued to watch quietly.   あなたは黙って見続けた
You started cheering him on after a really cool wave.

                かっこいい波の後、あなたは彼を応援し始めた
You shouted at him to remember to pace himself.

                自分のペースを忘れるなと叫んだ
You did an impression of a sports announcer.

                スポーツアナウンサーの真似をした
You made a silly face when he looked back at you.
                彼があなたを振り返ったとき、あなたはおどけた顔をした



がんばれー笑ううさぎ


私はかっこよく波に乗るコーヴを応援して、波を打つたびに拍手を送った。


しばらくして、コーヴがビーチに戻ってきた。

コーヴ「Bored yet?」
       もう退屈?

I've found ways to entertain myself.   自分を楽しませる方法を見つけた
It's been fun.               楽しかった
Eh, I'm just a little bored.          え、ちょっと退屈なだけだよ
This was totally radical, dude.       これは完全に過激だったぜ
I couldn't take my eyes off of you.    あなたから目が離せなかった


私「I couldn't take my eyes off of you」
  あなたから目が離せなかったよ

Cove looked down, a shy smile sneaking on his face. He nudged the damp sand below him idly, making a rough line.
コーヴは下を向き、照れ笑いを浮かべた。 彼は下の湿った砂をぼーっとつついて、大まかな線を描いた。

コーヴ「Oh. Well- I'm glad」
    あぁ。そう、嬉しいよ


私「How about you? Are you having fun?」
  あなたどう? 楽しんでる?


コーヴ「Yeah... I always do. I like that you're here though」
       うん…いつもそうだよ。でも、君がここにいてくれるのは嬉しい


そう言うと、彼は気まずそうに視線を外した。


うぇへへ……ニコニコ

You teased him.   あなたは彼をからかいました
You smiled.      あなたは微笑んだ
You looked away.       あなたは目をそらしました



こういう時からかいたくなる。


私「Thanks. And here I thought you'd just say I was distracting」
   ありがとう。私はただ邪魔だと言われると思っていたのに


そう言うと、コーヴが大げさに腕をさすった。


困ると腕を触る癖変わらないねにっこり

コーヴ「You are distracting...」
           気が散ってるよ…

コーヴ「But not in a bad way」
          でも、悪い意味じゃない

 

 

そっかぁニコニコ

Cove planted his surfboard in the sand and sat down beside you. He looked towards the ocean and squinted at it in thought.
コーヴはサーフボードを砂の上に置き、あなたの隣に座りました。 彼は海に目を向け、目を細めて物思いにふけった。

You watched him, somewhat confused. He was thinking something but you didn't know what, which was unusual when it came to Cove.
あなたは彼を少し混乱しながら見ていました。 彼は何かを考えていましたが、何を考えているのかわかりませんでした。コーヴに関しては珍しいことでした。


彼は独り言のように何かをつぶやいた。

私「Cove?」
  コーヴ?

コーヴ「Oh, I was just checking out the view. You have a nice spot」
            ああ、景色をチェックしてたんだ。いい場所だね

私「Thanks」
  どうも



それからコーヴはサーフィンに戻り、私は彼が波に乗るのを見続けた。

コーヴは私の視界の範囲に留まるようになった
超絶に上手いというわけではなかったけど、彼がサーフィンに情熱を注いでるのがわかった。


やがて地平線に夕日が見え、少しずつ沈んでいった。

コーヴは夕日を指差した。その日の夕焼けは特に印象的だった。
ちらりと見ると、彼の顔には気怠そうな笑みが浮かんでいた。

私「Hey, what are you thinking about?」
  ねえ、何を考えているの?

コーヴ「Nothing, exactly. It's just been nice」
             正確には何も。ただ良かったよ



なんか今日はよくぼーっとしてるな凝視


夕方になっても、私はもう少し話をしていた。
それからコーヴが溜息をついた。

コーヴ「The day can't be over. Not yet」
            今日が終わるわけがない。まだ


彼は遠くを睨んだ。

コーヴ「Don't you think it should be longer?」
            もっと長くてもいいと思わない?


Yeah.            そうだね
It felt long enough to me.  私には十分長く感じた
Only a shrug could express your feelings on that matter.
               肩をすくめることでしか、あなたの気持ちを表現できない



そう思えるのは子供の頃と休日なだけな気がするな無気力



私「Yeah」
  そうだね

コーヴ「I'm not gonna go home yet. I want to go... somewhere. I don't know」
          まだ帰りたくない。どこかに...行きたい。わからないけど



遊び足りないのか、名残惜しいのか。

どこかに行く事を賛同すると、コーヴは笑顔で頷いた。


コーヴ「There's at least one place that's always okay to hang out in, no matter what time it is: the park」
        どんなときでも、ぶらぶらしても大丈夫な場所が少なくともひとつある、公園だ



昔からよく遊んだあの公園にはほとんど人がいなかった。

あのジェレミーがいる可能性もあったのだけども。

コーヴ「I'm still going. The sun is still there, a little. I'm staying out as long as it is」
           まだ行くよ。太陽はまだ少しある。このまま外にいるつもりだ



帰る事もできるけど、コーヴが行くなら私も行こうかな


コーヴ「Okay, let's go」
          よし、行こう



コーヴは荷物の砂を落とすのをあんまりしてなかった。
気にしないタイプか。

荷物を片付けて公園に向かう。まだ暗くはなってなかった。

二人でうんていの上に座る。

 


主人公の背が低い設定にしてるとちょっと地の文変わる。
身長差の言及があってちょっと嬉しい。


あのけったいなガキはいなかったのでほっとした。

コーヴが思い出したようにジェレミーの物真似をし出して、意外とネタにするくらいだから平気そうだ。

こんなところに連れてこられて!とあのガキは言ってたけど、
ふと、今のコーヴはこの町をどう思っているのか気になった。 

Do you actually like this neighborhood?    本当にこの近所が好き?
I know you don't think it's dumb.    あなたが馬鹿にしてないのはわかってるよ
You let the silence stretch between you two.     二人の間に沈黙が広がる



8才の夏休みの終わりに、この町が嫌い?と訊いたら彼が首を振っていた事を覚えている。


私「I know you don't think it's dumb」
   あなたが馬鹿にしてないのはわかってるよ

コーヴ「I like it here. I really do. It's a nice place」
            ここが好きなんだ。本当に。いいところだよ



そっかぁニコニコ
 
Yeah. I like it too.             うん、私も好き
Well, at least one person likes it here.  少なくとも一人はここが好きなんだね
You nodded wordlessly.          あなたは無言でうなずいた
Well, of course. I'm here after all.    まあ、もちろん。結局私はここにいるのだから
You're the best thing in the neighborhood, Cove. 近所では君が一番だよ、コーヴ


私「You're the best thing in the neighborhood, Cove」
   近所では君が一番だよ、コーヴ

Cove flushed and started kicking his legs wildly like he was running in place.
コーヴは顔を紅潮させ、その場で走るように荒々しく足を蹴り始めた。



照れてる照れてるニコニコ


一日が終わるのにそう時間はかからなかった。やがて日が暮れて暗くなった。

しばらくおしゃべりが続いたが、確実に終わりに近づいていた。

We better get home.                「そろそろ帰ろうか」
I wish days were longer.      「もっと日が長ければいいのに」
You chose not to say anything.   何も言わない



内心帰りたくない私は暗闇の中で黙って座っていた。

コーヴ「Look at the moon. It's so clear tonight」
           月を見てごらん。今夜はとても澄んでいる

You glanced up and saw a great gibbous moon, swelling over the sky. Few clouds covered the sparkling stars above.
あなたは上を見上げて、空に膨らむ大きな凸月を見ました。きらめく星々の上には、ほんの少しの雲がかかっていました。

コーヴ「Too bad we can't stay forever...」
          いつまでもここにいられないのが残念だ...



……そうね。


うんていから降りて、静かな夜に二人で通りを歩く。

As you walked, Cove smiled to himself. It was a soft expression and you couldn't help but wonder what put it there.
歩きながら、コーヴはひとり微笑んだ。その表情は柔らかく、あなたは何がその表情を作ったのか不思議でならなかった。


コーヴが一人で何を考えてるのか訊いてみた。

コーヴ「I just remember when we were younger. It used to be such a big deal to come home after dark」
      小さい頃を思い出したんだ。暗くなってから家に帰るなんて、昔は大変だったんだよ



確かに、暗くなる前には帰ってたし、夜に出歩てたのを見つかったらバチクソ怒られたのにね。
中学生になってだいぶ自由がきくようになった。

コーヴは空を見上げ、笑みを浮かべたまま、二人並んで思い出話に花を咲かせた。
自分の家の前まで来ると、私たちは互いに向き直った。

コーヴ「Thanks for today, ○○○」
          今日はありがとう、○○○

Bye!                         じゃあね!
It was nice seeing you.               会えてよかった
This was definitely an interesting experience.  間違いなく面白い経験だった
Yup.                         うん
Thanks for the awesome day!           最高の一日をありがとう!


私「It was nice seeing you」
  会えてよかったよ


名残惜しいけど楽しい一日の終わり。

コーヴは手を振り、私たちはそれぞれの家に帰った。




NEXT...  ...It was all I could think of at the time.

 


ちなみに、一緒にサーフィンする展開だとスチル付き。
文字通り手取り足取り教えてくれる。


公園での「もっと一日が長ければいいのに」を選ぶのもありだけどあれになった。
青春みある。