Our Life Beginnings & Always 備忘録 episode10 | 君影草の宴

君影草の宴

ヤフーブログからやってきた10年以上続いてるブログ。
タイピングと文章の練習のため毎日更新中。
たまに黒歴史あり。

 

 

Our Life Beginnings & Always 備忘録

 

 

11/2はコーヴの誕生日です(1997年生まれ)

ゲーム内じゃ判明しないのもったいない。

 

 

年齢に応じてコーヴのボイスも変わるんだけど、他二人と比べると高めの少年声でとても良い。

声変わり前も可愛くてよい。


前回までのあらすじ

コーヴがサンセットバードに引っ越してきてから5年が経った。
私達は中学生になった。


主な登場人物

      私(主人公):手のかからない優等生だけど思い付きで行動する。13才。
            交友関係は広くないけど仲良くなると付き合いが長くなるタイプ。
          黒髪ショートの女の子。家族と海と本が好き。コーヴの事は大好き。
    
    ※主人公の名前苗字性別見た目性格趣味などは自分で設定できます。
   
コーヴ・ホールデン:私の家の向かいに住んでる男の子で親友。13才。
              おとなしくて優しくて照れ屋。海が大好き。眼鏡からコンタクトに。
                  逞しくなったけど両親のことでいろいろ思うとこある様子。
                  PERSONALITY(WARM/STUDIOUS)

  ※コーヴの性格は主人公の行動次第で変わります。


  マム(パメラ):私のママ。しっかり者。優しいけど怒らせると怖い。

 マー(ノエラ二):私のママ。髪が紫の方。おっとりしてて甘やかすタイプ。

エリザベス:私の姉。陽キャ。思春期突入で一緒に遊ばなくなったけど仲は良い。15才。


 デレク・スアレス:最近友達になった社交的で活発なスポーツ少年。13才。      
          


本編ネタバレあり。

でもそれぞれ分岐がいっぱいあるのでひとつの例として見てください。
都合により選択肢ある箇所結構カットしてます。

ここでのコーヴの性格は、ほとんど選択肢同じにしても細かいところで変化するのでこの通りにならない場合があります。


いろんな事が大きく変わる、ステップ2(13才期)スタート。

 

episode  10 
   He firmly whispered the words into the top of your shoulder. 
                            -他にはいない-

 

 

夏休み初日、新しい友達デレクも加わってこれから楽しい夏を満喫するつもり、だったのだが。


デレクが何かニュースがあるようでうちにやってきた。
話を聞くと、近所にもう一人子供がいたとか。
ここサンセットバードにはコーヴ以降同じ年ごろの子供が引っ越してきたということはなかった。


デレク「The kid had green hair, glasses, was pretty small, and seemed really upset about something! I hope he didn't leave」
      その子は緑色の髪で、眼鏡をかけていて小柄で、何かすごく動揺しているようだった!                     

    彼が帰らなかった事を祈るよ。


私「That... sounds a lot like you, Cove. When you first got here, anyway」
  それは...あなたによく似ているね、コーヴ。ここに来たばかりの頃の

コーヴ「It kinda does, doesn't it? That's weird」
            似てるよね?変な感じだ

デレク「I can see that really well, now that you say so」
           君がそう言うなら本当にそうなんだろうね

デレク「But what d'you say? Let's go find Cove's lookalike! We should all meet him」
       でもどうする?コーヴのそっくりさんを探しに行こうよ!みんなで彼に会いに行こう



そんなわけで新入りに会いに行くことになった。
デレクが案内した皆で遊んだこともあるビーチの近くの公園にその子はいた。

めちゃくちゃ不機嫌そうな顔をしていたけど、デレクは声をかけた。
「何だ?何が望みが?」と鋭く言われてデレクはたじろいだが名前を訊く。


ジェレミー「Jeremy. Was that it?」
         ジェレミー  それだけか?

デレク「No. I'm Derek, that's ○○○ and Cove. We were just walking around and saw you. We wanted to say hi」
    違うよ、俺はデレク、こっちは○○○とコーヴ。散歩してたら、君を見かけたんだ。挨拶したかったんだ。

私「There aren't a lot of kids our age in the neighborhood」
   この辺りには、私たちと同じ年頃の子はあまりいないんだ

デレク「Yeah! So, you know, it's cool to see someone else here」
       そうなんだ!だからさ、ここで誰かに会うのはクールだよ


デレクは友達になれると思ってテンション高かった。
それがそもそもの間違いだった。

嫌々両親の都合でここに来たらしい。
デレクとコーヴも共感していろいろ話をして歩み寄ったけど、それすらできないくらいその子は怒っていた。

あまりの態度の悪さに、横の二人は優しいから強く言わないだろうから私が言う事にした。

私「We just said hello. You don't have to keep complaining at us」
  私たちは挨拶しただけだよ。そんなに文句を言わなくていいじゃない


すると今度は私にまくし立ててきた。


なんやこいつ……


私はコーヴに小声で「あなたたちは似てなかったね」と言った。

小声だったんだけど、それはジェレミーの耳に届いた。

ジェレミー「Uh, of course we're not similar. My eyebrows aren't stupid!」
         似てないに決まってるだろ。僕の眉毛はバカじゃない



あ?ムキー


コーヴはその侮辱に顔が赤くなった。それが恥ずかしさからなのか、怒りからなのかはわからない。たぶん両方だろう。

What?              何?
No! Cove's wavy eyebrows are so cool!

                  違うよ!コーヴのウェーブ眉毛がかっこいいんだ!
How can you say that when you've got a bowl cut?

                 ボウズカットなのによくそんなことが言えるな
Don't listen to him. They're really unique and special.

               彼の言うことは聞くな。本当にユニークで特別なんだから
Well, they are kind of silly.    まあ、ちょっとバカっぽいけどね
Apologize to Cove right now. You can't treat people like that.
               今すぐコーヴに謝れ。人をそんな風に扱ってはいけない


 

そういえばコーヴって天然パーマなのかな?


私「Apologize to Cove right now. You can't treat people like that」
  今すぐコーヴに謝れ。人をそんな風に扱ってはいけない


Cove smiled weakly.
コーヴは弱々しく微笑んだ。



謝れこらー

コーヴも優しいから言い返さない。



ジェレミー「Okay. I'm sorry your eyebrows are so terrible」
         わかった。眉毛がひどくてごめんね



ハハ……どつきまわすぞ。

You just rolled your eyes.         あなたはただ目を丸くした
You crossed your arms over your chest.  あなたは胸の上で腕を組んだ
You shook your head.           あなたは頭を振った
You patted Cove on the shoulder.      あなたはコーヴの肩を叩いた
You lunged towards Jeremy!         あなたはジェレミーに向かって突進した!
You grinned at all of this.          あなたはこれらすべてを見てニヤリと笑った



拳を丸めて、素早く一歩前に出た。

But you only wanted to spook him.
He was the one who started things, you were ready to end them.
しかし、あなたはただ彼を脅かそうとしただけだった
彼は物事を始めた張本人であり、あなたはそれを終わらせる準備ができていた



この拳が黙ってないぞクソもやしが……という気持ちになったが耐えた。
このゲームに人間性を試されている。

コーヴ「Ah-」
       あ


Derek and Cove jumped in to stop you before you reached him. They each grabbed you by the arm. Still, Jeremy instinctively stumbled backwards. He practically fell over.
デレクとコーヴが、あなたが彼にたどり着く前に止めようと飛び込んできた。彼らはそれぞれあなたの腕をつかんだ。それでもジェレミーは本能的によろめいた。倒れそうになった。


寸止めにしようと思ったのに、なぜ止める二人共ー!

ジェレミー「If-If that's all you can do about what I'm saying, it's just proving I'm right! You're brainless!」
     俺の言うことにそれしかできないなら、俺が正しいって証明してるようなもんだ!お前は脳なしだ!



んだおら内心ビビってるくせによぉ!ムキー


ジェレミーは舌を出すと、さらに砂をまき散らしながら小走りで去っていった。
名前と顔覚えたからな貴様……むかつき

いろいろ言われたコーヴ本人はずっと黙っていた。

デレク「...I can't believe it. What a mean kid」
       ...信じられないよ。なんて意地悪な子なんだ



むかついたので、そのまま持って来ていたコーヴのパパさんからの贈り物をフルーツを3人で食べた。

私の家族への贈り物だったんだけど、二人が食べたそうにしてたし喜んでたのでまぁいいかって(よくない)

ちょっと気落ちしてたデレクは元の明るさを取り戻した。

デレク「Hey, you two remember The Land Before Time? That fruit-thing makes me think of it. The dinosaurs all liked the leaves that were shaped like stars」
     ねえ、二人とも『ランド・ビフォア・タイム』を覚えてる?あの木の実を見ると思い出すんだ。恐竜たちはみんな、星みたいな形の葉っぱが好きだった


調べたら実在する映画だった。
いくつかシリーズあるけど見た事ないや。

コーヴ「Hey, ○○○」
       ねえ、○○○

私「Yeah?」
  うん?


コーヴ「Were you seriously gonna hit that guy?」
    本気で殴るつもりだったの?

私「No. I just knew he'd get all scared over it」
  いや、あいつがビビると思ったから

デレク「Phew. That was pretty bad, ○○○」
       ふぅ。かなりヤバかったよ、○○○

コーヴ「I thought it was cool...」
       カッコイイと思ったのに...

デレク「Wha- You're both crazy people!」
       二人とも、どうかしてるよ!



デレクは真面目やな


話題は夏休みの話になった時、エリザベスの声がした。

エリザベス「I've been looking all over for you. Ma said you and Cove ran off with the thing Mr. Holden bought for us」
      ずっと探してたのよ。ママが、あなたとコーヴがホールデンさんが買ってくれたものを持って逃げたって言ってたわ



あっ……


エリザベス「So? Where is it?」
        それで?どこにあるの?



食べちゃった……
というか私がいいよって言いました。

エリザベス「Seriously, ○○○? What were you thinking? It was supposed to be for all of us at home!」
        マジで、○○○?何考えてるの?家でみんなで食べるはずだったのに!


それから彼女はコーヴを見てにやっとした。

エリザベス「Even if you are the most important person in the household to the delivery boy. This was up to his dad」
   配達員にとって、あなたが家族で一番大切な人だとしてもね。これは父親から任されてるのよ


Cove's cheeks became a couple shades redder, but he didn't deny the accusation. He couldn't. Everyone knew the two of you gave each other special priority.
コーブの頬は2、3度赤くなったが、彼は非難を否定しなかった。できなかったんだ。君たち二人がお互いを特別に優先していることは誰もが知っていた。



わぁ、周知の仲だ


選択肢あるけどちゃんと謝ろう。

私「Sorry, Elizabeth...」
  ごめん、エリザベス...


私達が話してると、さっきのガキが戻ってきそう!とデレクが騒いでコーヴもその場を退散した。
おいでって言われて怒られるかと思ったら……

エリザベス「You know, you could tell them those boys ate it all. They bailed, so they don't get to tell the story. Moms would never need to find out」
         あの子たちが全部食べちゃったって言えばいいのよ。彼らは保釈されたから、その話をすることはない。ママたちが知る必要はないわ

私「You'd let me get away with that?」
   そんなことで私を逃がすの?


エリザベスは私に肩をぶつけ、ウインクした。

エリザベス「What else is family for?」
        家族って他に何のためにあるの?



お、おねえちゃん……


私達は一緒に笑って、並んで家路についた。

家に帰った時、マムは何ももらえなかったとがっかりしていた。マーが後で自分のフルーツフラワーを作ってあげると約束して、彼女を慰めていた。


ママ達ほんまごめん
※ちなみに、フルーツ食べずに持ち帰る事もできるけど、そっちはさらっと終わるからこうなった。

エリザベスが何も言わなかったので私は不問になった。

多分、私達が機嫌良さそうにしてからだと思う。
ママ達ほんと優しい。


その後、戻ってきたデレクを迎えに彼の家族が家に来たんで賑やかだった。
小さい弟達もよく懐いていて、デレクは長男なんで面倒見が良いみたい。

皆に挨拶し、スアレス一家は帰っていった後、私は電話を待っていた。
いとこのレアンドラからの電話を。

彼女はリーと呼ばれていて、パメラママのきょうだいの子供。
そして私と同じ年で仲が良かった。


ここ、リーと会話しながら、自分の交流関係、学校の事を設定できるの機械的にならなくて上手いなって思った。

リー「Cool. Hey, did you know, the girl down the street from me has her own phone now. A cellphone. She doesn't have to wait for someone else to stop using it or anything.
     ねぇ、知ってる?私の隣の家の女の子が、自分の携帯電話を持ってるの。携帯電話。誰かが携帯を使うのを待つ必要はないのよ」



リーは華やかな美少女って感じだ。学校では男子から人気あるらしいの納得。


携帯電話は中学生なら早いのかな?

私「Wow, really?」
  へえ、そうなんだ

リー「Right? I wish I had one too! But my parents said I couldn't get my own phone until I'm more grown-up」
    でしょ?私も欲しいわ!でも親は、もっと大人になるまで自分の携帯は持てないって



リーの家じゃ大学生になるまで携帯だめらしい。


ここで自分の学校の成績も設定できる。

Studying didn't come easily to you, though you tried hard.

             努力はしたが、勉強は簡単にはできなかった
You worked about as hard as most people and got pretty average results as well. 

            人並みに努力し、平均的な成績を収めた

never tried much, but you still didn't do that bad.

            あまり努力しなかったが、それでもそれほど悪い成績ではなかった
You didn't bother at all in school and your grades reflected that.                 

            あなたは学校で全く悩まず、成績もそれを反映していた
Everything in your classes came easily to you.   授業はすべて簡単にこなせた

You worked hard for your excellent grades.   あなたは優秀な成績のために努力した       



今回は優秀だけどめっちゃ努力してる設定にしてる。

成績維持でプレッシャー感じるとか、維持するつもりないとかも決められるのでお好みで。

リー「We have to talk about this summer first before we start plotting the rest of our lives. I've got some plans already」
    残りの人生の計画を立てる前に、まずこの夏のことを話さなくちゃ。私はもう計画があるんだけど


私「Like?」
  例えば?


リー「I'm gonna visit my cousins」
      いとこに会いに行く



なかよし微笑ましいねえ


携帯の事、学校の事、夏休みにやりたい事など話題は尽きなかった。

話は今日の出来事になった。
あのけったいなガキがコーヴに失礼だったことに憤慨した事も話した。

リー「I see how much you liiiike Cove」
     あなたがコーヴをどれっっっっだけ気に入っているかわかったわ


You got me.               やられた
Yeah...                   そうだね...
That's a special case!          それは特別なケースだよ!
I don't give him all my attention!    私は彼に全神経を注いでいるわけじゃない!
You weren't able to say anything to that.  あなたはそれに対して何も言えなかった



私「Yeah...」
  そうだね…


その反応にリーは笑ってた。

リーにもバレバレなくらい仲睦まじさだった。
あれだけ一緒に居ればそうか、うん。


すっかり長電話になってしまって、エリザベスに軽く怒られたのでそこでお開きになった。

ちょっと嫌な事はあったものの、
コーヴとデレクとフルーツ食べたし、勝手に食べちゃったけどエリザベスは許してくれたし、
リーとたくさん楽しくおしゃべりして賑やかな夏休み初日は終わった。


その夜、私は目を覚ました。

突然窓がガタガタと音を立て、また風かなぁと思って私は窓に近づいた。

To your utter shock, your gaze was met by a pair of familiar ocean blue eyes.
衝撃的なことに、あなたの視線の先には見覚えのあるオーシャンブルーの瞳があった。


窓の向こうにコーヴがいた。
私の家は角ばった形をしているらしく、壁を伝えば窓まで登れるようになっていた。

とはいえ足元が安定してるわけでもないし何より危ないので私は急いで窓を開けた。

コーヴ「Hi, ○○○」
          やぁ、○○○


What are you doing?     何してるの?
What's up, Romeo?     どうしたの、ロミオ?
This sure is a surprise, but you're always welcome here.

                  びっくりしたけど、いつでも歓迎するよ
Is everything okay? What happened?  大丈夫?何かあったの?
You're lucky I didn't start screaming.  叫び出さなくてよかった
Amazing. My dreams have come true.  驚いた。夢が叶った



なんか、表情が暗い


私「This sure is a surprise, but you're always welcome here」
  びっくりしたけど、いつでも歓迎するよ

コーヴ「Thanks. I know that it's late, but I didn't know what else to do」
      ありがとう。遅くなってしまったけど、他にどうしたらいいかわからなくて


コーヴ「If I rang the doorbell, I know your moms would've answered and they'd just make me go home. I didn't really want to explain why I was coming over anyway.I don't want to talk about it」
   呼び鈴を鳴らしても、君のお母さん達が出てきて、家に帰らされるだけだと思ったから。
   どうして家に来たのか説明したくなかったんだ。話したくないんだ

コーヴ「Well, besides with you, I mean. But that's why I... did that」
      まあ、君とのこと以外はね。でも、だから...そうしたんだ



頼ってくれてるのは嬉しいんだけど、今は心配が勝るな


コーヴ「I might've tried calling or something. Except, my dad was on the phone」
       電話とかしてたかもしれない。父さんが電話中だったから

コーヴ「Dad, he was talking to my mom. Still is, probably」
       父さん、母さんと話してた。今も、たぶん


彼が両親の電話の会話を盗み聞きしていたことはこの際いいだろう。

私「Are you going to stay with your mom for a while again?」
  またしばらくお母さんのところにいるの?


毎年、コーヴは数週間お母さんの家に預けられた。その時期はまちまちだった。

冬休みに行くこともあったが、たいていは夏休みだった。

その間会えなくて寂しかったけれど、仕方ないと理解していた。

コーヴ「That's what I thought too. But no. That's not what they were saying」
      僕もそう思った。でも違ったんだ。両親が言っていたのはそういうことじゃない

コーヴ「My dad asked my mom not to have me leave this year. He said she could come stay with us here!」
    父さんが母さんに、今年は僕を置いていかないでくれって頼んだんだ。ここで一緒に暮らそうって!


そこで言葉が途切れた。
彼の顔には複雑な表情が混じっていた。

私「Is she gonna do that?」
  お母さんはそうするつもりなの?

コーヴ「Yeah」
      そうだよ


コーヴ「She told him she'd come. I know she's coming soon, before school starts」
       来るって言ってたよ。学校が始まる前に来るって



それは……急だね


コーヴからお母さんのことは話しているのをよく聞いていた。過去の思い出や、お母さんを訪ねている間に起こったこととか。

You were taken aback by the news, so you could only imagine how Cove felt.
コーヴがどんな気持ちだったかは想像に難くない。



それはほんとそう。
ずっと泣いてた事もお母さんに会いたくて家出した事も私は知ってる。
パパさんがコーヴのためを思って呼んだんだろうけど……

コーヴ「Before they'd barely stay in the same room long enough to have lunch. Now we're gonna be all together again. The three of us, after all this time? Just for a few weeks...」
      前は昼食をとるくらいしか同じ部屋にいなかった。今はまた一緒にいられる。

    僕たち3人が、今さら?ほんの数週間なのに...

コーヴ「I know I should probably be happy they can talk to each other now. I'm still not. I'm just confused and freaked out. And now I feel really bad for feeling this way.
    3人が話せるようになったことを喜ぶべきなんだろうけど。僕はまだそうじゃない。
    ただ混乱して、パニクってるだけ。

    そして今、こんな風に感じていることを本当に申し訳なく思ってしまう

コーヴ「○○○... It's so...」    
ここ泣きそうな声で名前呼ばれるんでくるものがある
       ○○○... それはすごく...


彼は拳を握りしめて涙を浮かべていた。

両親の不仲とか子供には苦痛でしかなかっただろうな……今更どう向き合えと。

コーヴ「I shouldn't keep getting like this. It's been a long time already and I'm not a little kid」
       このままじゃいけない。もう長いし、子供じゃないんだから


Though he wouldn't meet your eyes, you knew he was waiting for you to say something.
彼はあなたの目を見ようとしなかったが、あなたは彼があなたの言葉を待っていることがわかっていた。


There's nothing wrong with feeling bad. That is hard to deal with.

         気分が悪いのは悪いことじゃない。それは辛いことだよ
We can deal with this.      私達なら乗り越えられる
I'm sorry, Cove. You know I'm here for you.

         ごめんね、コーヴ。あなたは私があなたの味方だってことを知ってるよね
Yeah, that's... a lot.        ああ、それは...たくさんだよ
You didn't know what to say.   何を言っていいかわからなかった



正直、なんて声かけていいかわからないんだけど……


私「I'm sorry, Cove. You know I'm here for you.」
  ごめんね、コーヴ。あなたは私があなたの味方だってことを知ってるよね


そう言うと、コーヴの緊張した肩のラインが和らいだ。

コーヴ「Thanks. That makes me feel a little better. Like I'm not freaking out for no reason」
     ありがとう。少し気が楽になったよ。理由もなくパニックになってるわけじゃないんだ



なんで今更ってそりゃ思うよね
コーヴはずっと皆で暮らした方がってたのにそうならなかったのに。


二人の間に一瞬の静寂が訪れた。
これから楽しい夏休みが始まると思っていたのに、今日はいろいろありすぎた。

Your whole life was kind of like that, it seemed. Complicated and hard and... different. Why couldn't things just get better with time?
あなたの人生はすべてそんな感じだった。複雑で大変で...違う。どうして時間が経てば経つほど良くならないんだろう?



そういうもんよな。


コーヴ「○○○?」

ボーっと考えていたら名前を呼ばれた。


コーヴ「Are you okay?」
       大丈夫?


ここの「Are you okay?」のボイスが優しくて好きニコニコ

"Yeah, I'm okay." You meant it.     「うん、大丈夫」あなたは本気だった
"Yeah, I'm okay." You didn't mean it.  「うん、大丈夫」本気じゃなかった
No, I'm not.                いや、大丈夫じゃない
I don't know.               わからない
Who, me? I'm more worried about you. 誰、私?君の方が心配だよ
...Wow. Things are kinda bad for everyone, huh?

                ...わあ。なんだか、みんなにとって悪い状況なんだね


私「Who, me? I'm more worried about you」
  誰、私?君の方が心配だよ


コーヴ「You don't have to forget about yourself for me. I want to listen to you, too」
      僕のために自分のことを忘れる必要はないんだよ。僕も君の話を聞きたい

Cove grinned reassuringly. It was small and delicate, but you knew it was genuine.
コーヴは安心させるように微笑んだ。それは小さく繊細なものだったが、本物だとわかった。



こんな時でも優しいなぁコーヴはショボーン

コーヴ「You know, I... I think I don't want to talk any more about this」
       あのね、僕は...これ以上このことを話したくないんだ

コーヴ「But I kinda don't want to go back home, either. Could I stay a little longer, just doing something else?」
       でも、家にも帰りたくない。もう少しここにいてもいい?

You can stay tonight, but we shouldn't make a habit of this.

           今夜は泊まってもいいけど、これを習慣にしたらだめだよ
I've got a flashlight and some cards. Are you in?

           懐中電灯とトランプを持ってきた。入る?
Of course. You can always stay here, Cove.
           もちろん。いつでもここにいていいよ、コーヴ



そんな顔してたら帰れとは言えない。



私「Of course. You can always stay here, Cove」
  もちろん。いつでもここにいていいよ、コーヴ


私が歓迎すると、彼はすぐに私のベッドに座った。
ようやくコーヴが安心したように笑ってくれたのでよかった。

And not just tonight. You were glad he came into your life in the first place.
That was a change you'd never want to undo.
今夜だけではなかった。そもそも、彼があなたの人生に入ってきてくれてよかった。
それは決して取り消したくない変化だった。


It felt totally natural to let him into your little world. He fit into it like a missing piece of the puzzle. And you were certain there was room to get even closer.
彼を自分の小さな世界に入れたのは、まったく自然なことだった。彼はまるでパズルの欠片のように、あなたの世界に溶け込んだ。そしてあなたは、さらに近づく余地があると確信した。


私は彼の向かい側に座った。コーヴはまた微笑んでくれたけれど、今回は心こもっていないのがわかった。彼はまだ顔に出るからわかりやすい。

内心お父さんとお母さんのこと、これからの事を考えているんだろう。


しかし、居てもいいとは言ったものの、このシチュエーションは……キョロキョロ

You smiled gently at him.       彼に優しく微笑みかけた
You put a hand on his shoulder.    彼の肩に手を置いた
You patted his back.           彼の背中をなでた
You hugged him.            彼を抱きしめた
You took his hand in yours.      彼の手を握った
You nudged him with your foot.    足で彼をなでた



ムーディーなBGMと共にこの選択肢よ

そういうあれじゃないから!   まだ!!


私は彼を抱きしめた。

大した事じゃなかったけど、少しでも救いになればと。

Cove froze up, startled. After a moment, his arms came up and he returned your hug.
コーヴは驚いて固まった。しばらくすると、彼の腕が上がってきて、あなたのハグを返した。

The two of you remained like that for some time. He might have mumbled something to you, but it was too quiet to tell what it was.
二人はしばらくそうしていた。彼はあなたに何かつぶやいたかもしれないが、それが何であったかは静かすぎてわからなかった。

When you pulled back, his expression had softened into something more natural...
あなたが手を引いたとき、彼の表情はより自然なものに柔らかくなっていた...。



会話はぎこちなくて、最初のうちは沈黙でしばしば途切れていたけど、その後二人共いつも通りになれた。

As your secret hang out session stretched on, you thought that you truly wanted to keep having moments like this with him.
秘密の付き合いが長くなるにつれ、あなたは彼とこのような時間を持ち続けたいと心から思うようになった。

You hoped a day would never come when life decided that the two of you would have to part ways. And you knew Cove felt the same...
二人が別れる日が来ないことを願った。コーヴもそう思っていることをあなたは知っていた。



甘酸っぺえ……
このむずむずする感じがいい。



いつの間にか眠っていた私は、窓から差し込む明るい光で目が覚めた。

コーヴは家に帰っただろうか。
目をこすりながら起き上ろうかまだ横になっていようか考えたが……

Until your gaze landed on an instantly recognizable mop of pale green hair, and you bolted upright and gasped in surprise.
そのとき、一目でそれとわかる淡い緑色の髪が目に飛び込んできた。



いるーーーーーー!?驚き


私はベッドから飛び起きた。

コーヴは眠ったままだった。
床に座り、マットレスの側面に不安定に頭をもたせかけたまま眠っていた。


マ、ママ達が来る前にとりあえず起こそう驚き

You whispered in his ear.      彼の耳元でささやいた
You shook his shoulder.      肩を揺すった
You poked him in the face.     彼の顔を小突いた
You tugged at his hair.        彼の髪を引っ張った
You threw a pillow at him.      枕を投げつけた



私は彼の頬をつついた。


下2つはだめだ、暴力系幼馴染ヒロインかよ。

ほっぺの柔らかさを感じていると、コーヴの目がパッチリと開き、目を覚ました。
コーヴもちょっと寝ぼけてたけどすぐに状況を理解して慌て出した。

コーヴ「Oh my God. I fell asleep!」  
       しまった!寝ちゃってた!


騒がなければ大丈夫と、とりあえず落ち着かせる。
お泊り会の時と違って無許可はまずい。

ちょっとばつが悪そうにしてたけど、コーヴは落ち着いたようだった。

コーヴ「I'll see you later」
       また後でね

私「Yeah, see you later, Cove」
  うん、またね、コーヴ


At that, you were suddenly wrapped up in a tense embrace. As panicked as he was, this seemed to be something he couldn't forget before leaving.
あなたは突然、緊迫した抱擁に包まれた。彼はパニックに陥っていたが、このことは出発前に忘れることができなかったようだ。



びっくり

コーヴ「Thanks. Again」
      ありがとう。またね

コーヴ「You're my... very best friend, ○○○. No one else comes close」
       君は僕の...親友だよ、○○○。他にはいない


He firmly whispered the words into the top of your shoulder. It made you feel tingly.
彼はあなたの耳元にしっかりとその言葉をささやいた。あなたはゾクゾクした。



おうふ……キョロキョロ

But you were let go before you had a chance to respond, or even fully react.
しかし、あなたは返事をする間もなく、あるいは完全に反応する間もなく、離された。


In a matter of seconds, he had climbed over your bed and opened the window. A cool breeze rolled off the ocean, fluttering through Cove's hair and filling your room with its salty scent.
ほんの数秒のうちに、彼はあなたのベッドを乗り越え、窓を開けた。海からの涼しい風がコーヴの髪をなびかせ、あなたの部屋に潮の香りを充満させた。


それからコーヴが慎重に窓から降りていくのを見守った。

彼は車庫の上まで飛び降りる前に、棚の全長にわたって歩き、それからフェンスの上に身を下ろした。そこからようやく地面に降りた。


何気に身体能力高いな。


very best friend か……


コーヴが無事に帰ったのを見送って、いきなりバタバタの夏休み二日目が始まった。

もうすぐコーヴのお母さんがこの町に来る。



NEXT...  Especially when you really care about what said neighbor thinks of you.


コーヴの事を好き設定にしてるかどうかで台詞変わってた。

恋愛対象として意識してなくてもなぜか会いに来たくなったみたいな感じでそれはそれでよき。

 

 

 


シローとジェレミーは前作のゲストキャラなので今作での大した絡みは無い
二人共成長するとイケメンにはなるのだが……

↓前作(今作と話の繋がりはない)

こっちはガッツリ乙女ゲー、らしい。無料だけど日本語未対応。