『西陣織』を生業としてきた父は、今年1月に天寿を全うしました。
そんな父との思い出を辿ると、子供の頃に何度か連れて行ってもらった西陣の懐かしい喫茶店の存在があります。
その名も『静香』。
なんて素敵な響きでしょうか...
その喫茶店は千本今出川の南西にあります。
創業は昭和12年(1937年)、現店舗の土地に静香さんという芸妓さんが住んでおられたというところからの命名のようです。
私は、約半世紀ぶり?に、この『静香』さんを訪れてみました。
中は、当時と全くと言っていい程変わっていない。
懐かしさが込み上げるのと同時に、私は一気に子供の頃へとタイムスリップー
よくぞ今まで続けてきてくれた。
よくぞ、当時のままを守ってきてくれた。
そんな深い感謝の念が湧き起こってきて、私の心は静かな深い感動で包まれたのだった。
当時ママをされていた方の消息が気になり、私より若いであろうお店の方に尋ねてみた。
施設に入っておられるそうだが、お元気だとのことで、ホッとした。
時は流れ、世の中は移り変わり、世代交代が進んでいく...
そんな中にあっても、どんな時もずっと変わらずあり続けるものの大切さについて
改めて考えさせられたひと時だった。
『喫茶 静香』
https://instagram.com/kissa_shizuka?igshid=OGQ5ZDc2ODk2ZA==


