またしても間が空いてしまいましたー![]()
大変遅ればせながら、本年もよろしくお願いします![]()
2025年も駆け足で過ぎていきましたが(毎年言っております...
)、
私は昨年の11月末、1泊2日で京都府の最北端にある京丹後市へ行って来ました。
丹後地域は、私が小学生の頃初めて訪れたことに始まり、30代の頃には宮津市にいた友人を訪ねて、そして一昨年に日帰りで「天橋立」に行って以来の4回目でしたが、今回は『西陣織』や私の家族のことも感じられる大変感慨深い旅となりました![]()
丹後は古くから織物の里で、江戸時代に発祥した絹織物『丹後ちりめん』でも有名です。
私がまだ幼い頃ー
西陣の真ん中で織屋を営んでいたうちの会社には、丹後から来られていた社員さんも何名かおられました。
その中の1人だったTさん(若手男性)は、ご実家が機(はた)織りをされており、将来は家業を継ぐ為に何年間かうちへ勉強に来られていたようです。
Tさんは退職されて丹後に戻られてからも、結婚された時にはうちの両親が仲人をしたり(当時の写真が残っています
)、その後も細く長~いつながりが続いていました![]()
そんなTさんと私の思い出と言えば...
私が小学3年生の夏休みだったか、Mさんという面倒見が良くてみんなから慕われていた女性社員の方と私の妹と一緒に、Tさんのお家に泊めていただいたことがありました。
海の近くの玄関が広い日本家屋で、増築されたばかりらしい綺麗な部屋に泊めていただいたことを記憶しています。
そして、その日の夕食に出て来た、すごいボリュームの豪華な船盛のお造りのことが、とても印象に残っています![]()
元漁師だったTさんのお父様が腕を振るって下さったらしく、日本海で漁れた新鮮なお魚たちでしたー。
今回の旅の主要な目的は、随分と久しぶりにそのTさんと再会すること、そして網野町というところで約半世紀にわたりうちの帯を織って下さっている職人Oさん(現在御年84歳)の工房に初めて伺い、実際にその機(はた)をこの目で見る
ということでした![]()
京都市内から電車に乗ること2時間半(乗換え有り)、「網野駅」に迎えに来てくれていたTさんは、約半世紀経ってもスリムで若々しくて嬉しかったです![]()
そして、数十年の時を超えて、懐かしい記憶が蘇ってきました![]()
4年前、3年前にそれぞれ旅立ったうちの両親のことなど、懐かしい話を出来る方がいることもとても幸せに感じました![]()
丹後は車が無いと不便なので
Tさんに運転をお願いして...
まず向かったのは「西陣織あさぎ」さんが2025年にオープンされたばかりの施設
「西陣織あさぎ 丹後クリエイティブセンター」でした。
受付で¥500を払うと、2階建ての建物の1階は「オープンファクトリー」となっており、どなたでも見学することが出来ます。
「あさぎ」さんの特徴である『1800口織』のジャガード機では、一般的な『西陣織』のなんと‼ 4~9倍の細かさで織ることが出来るそうです![]()
そして、こちらではその職人技を目の前で見ることが出来るのです![]()
20代の「イケメン職人」さん![]()
おじい様、おばあ様も職人だったとのことー
『1800口織』で織られる『西陣織』、超!緻密です![]()
2階へ上がるとジャガード機の上部と「美術館」が見られます。
『1800口織』ジャガード機を有する「あさぎ」さんだからこそ再現可能な、『西陣織』による「浮世絵」や「ゴッホ」などの芸術作品の数々を楽しむことが出来るんです![]()
「サファイア
」が織り込まれた『鳳凰』 クリムトの「接吻」
※「西陣織あさぎ美術館」は京都市下京区にもあり、こちらの方でも素晴らしい
『西陣織』の芸術作品を鑑賞出来ますので、是非![]()
↓
そしてそして、私の今回のメインイベント‼ Oさんの工房へー
ジャーーーン![]()
歴史を感じる工房の中で、やはり年季を感じるOさんが機を動かし、うちの帯を織る様子を見せて下さいました。
か、感激..........
うちの帯が半世紀もの間、こちらで織られてきたんだ~
(お陰様で、私もここまで大きく育ちました。 グスン...
)
Oさんも想像していたよりずっと若々しくお元気だったので、ホッと胸を撫で下ろした私でした。
(これからも、末永くどうぞお元気でいらして下さい~
)
祈らずにはいられない私です...![]()
※ 製織中の帯のデザインはお見せ出来ない為、悪しからず...
ここまでで、今回の旅の目的はほぼ果たせたのですが、番外編としまして今回私が宿泊した「Kissuien Stay&Food」での食事をちらとご紹介...![]()
【夕食の海鮮丼】 【朝食のバイキング】
本当にとっても美味しくて、食べ過ぎました~![]()
![]()
それから翌日には、峰山町の「金刀比羅(ことひら)神社」へ参拝。
峰山は『丹後ちりめん』の発祥の地ですが、ちりめんの絹や養蚕の大敵は「ネズミ」なんです。
ネズミは、繭(まゆ)や蚕(かいこ)などを食い荒らす為、大損害をもたらします![]()
【「狛猫」の絵付け体験も出来るそう
】
そこで「ネコ」の登場![]()
ネコは、ネズミを追いやり、ちりめんを守る大切な存在だったのです。
ですからネコは、「機織と養蚕の守護神」にお仕えしているとのことで、こちらにいるのは『狛犬』ならぬ『狛猫』でした ![]()
『狛猫』は唯一ここだけだそうです
貴重なものを拝見しました![]()
【金刀比羅神社】 【狛猫】
【『狛猫』さんの御朱印】
そんなこんなで、丹後の旅はとても濃密で、私にとってとても幸せな時間となりました![]()
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました![]()














