今年新卒の甥っ子がばあばに会いに来るので、運び屋要員(送迎)として私も実家に帰った。

甥っ子は大学院を出て某企業に就職。

第一希望だったそう。彼の努力のたまものだ。


姉の子なので、産まれた時から彼を知っているが家族で公園に遊びに行っても1人で気になる植物を見にいってはぐれたり、真っ直ぐ道路を歩けず木の棒で道路の溝をなぞりながら歩く子であった。


その子が24歳で社会人!

なんとこの運び屋にリンツのチョコレートをくれた。「送迎のお礼」だと。


こんな日が来るのか。

これが令和の新卒か。


新生児の写真で、大きさ比較だと姉は彼の隣に風月堂のゴーフルを置いた。直径15センチのゴーフルがより大きく見えたあの小さな彼が運び屋にリンツのチョコレートを!

ありがた山である。


なんでそんなにかわいいのかよ

「孫」という歌の歌詞。


確かにそうなんだろう。


昨日は母にとって娘(私)と孫、その待遇の差を実感した。

月に数回帰る私は基本的に手弁当。おかずを作って持っていくかどこかで買ってもっていくか。


孫は違う。

実家から車で約30分のところにある、鉄板焼きの名店の弁当を予約だ。


当然取りに行くのは運び屋(私)だ。

過酷な運び屋スケジュール。


9時半 自宅到着

10時半 クロネコヤマト(友人にタケノコ①)

11時半 弁当ピックアップ

13時 孫①をピックアップ

14時半 クロネコヤマト(友人にタケノコ②)

16時 孫②をピックアップ

16時半 クロネコヤマト(孫③の荷物配送)

17時半 孫①②③を駅まで送る。

     孫③は自力で来た。帰りだけ🚗


運転弱者とからかわれたこの私が無事運び屋ミッションを終えた。


話を弁当に戻そう。

高級鉄板焼きの弁当はお店で食べるのと変わらない値段。肉の産地で値段が変わるが国産牛のを頼んでくれと母が言う。

孫に食べさせたいのだそうだ。

私も高級弁当をご相伴になれるので大変ラッキーだが、私が1人で帰る時はセブンイレブンのアメリカンドッグだったことはここだけの話だ。

好物なので、まあいいのだ。


母にとってしょっちゅう帰ってくる娘は常連を雑に扱う居酒屋のようだが、常連はそれはそれで嬉しいものだから不思議だ。


久しぶりに会った甥っ子姪っ子に色々とZ世代の処世術を聞けて楽しかった。


ちなみに孫は全9人。姉、姉と弟の子供たち。今回はそのうち3人が来た。

私には子どもがいないので、陰ながら子どもたち(一部大人)の健やかな成長を応援している。


母が喜んでいたので、大団円だ。



にゃおす😻

ケビ子