数年前の歌番組をYouTubeで観ていた。
韓国の歌番組。
覆面歌手と字幕が出ていたので、マスクドシンガーの韓国版であろう。
歌手はプロレスラーのようなフルフェイスの覆面で誰だかわからない。
司会やひな壇ゲストはマスクはせず、ここだけ見るといわゆるいつもの歌番組とも言える。
覆面歌手が歌い始めて、そのあまりの歌唱力にひな壇ゲストの驚きのリアクションが抜かれ、その後客席が映った。
そこで、ギョッとしたのだ。
観客が全員このマスクを付けていた。
あー!
こんなのあったよ!
たかだか数年前のことだが、心底驚いてしまった。
このマスクを着用して歌番組を鑑賞し、ひな壇ゲストはノーマスクで大騒ぎ。
そんな時代もあったねと
中島みゆきの歌を思い出す。
そう書きながら、私も今マスクをしている。
電車の中や人混みではマスクをする習慣は定着している。
歌番組は覆面歌手の歌唱が終わり、誰なのかを当てる。ひな壇ゲストが思いつく人やヒントを口に出して予想をする。
誰だ
誰だ
誰なんだ
さあ、マスクを取って下さい!!
司会に促され覆面を取って振り返った歌手は、全く知らない人であった。
(当地では有名な人だと思う)
かといって知ってる韓国の歌手は今でこそNEW JEANSが大好きだが、それ以外はよくわからない。
桂銀淑とチョーヨンピルは知っている。
桂銀淑の北空港は今でもたまにYouTubeで探して見るし、すずめの涙は失恋して落ち込んだ時にしこたま聞いた。歌詞に「泥んこ」なんて言葉が出てくるラブソングをすずめの涙以外に私は知らない。とにかく名曲。
まあ、覆面歌手の番組を通じて懐かしいマスクを見られて良かったね、と大団円である。
にゃおす😽
ケビ子