住民票と印鑑証明が必要になり、取りに行くのは面倒だなぁどうしようかなぁと悩みつつ昨日行ってきた。


あれ、そういえばコンビニでも取得できたよね?と思い出したが、今回は取得に際して確認したいこともあり出向いた。


役所の本丸は自宅からはまあまあの距離がある。

これまでだと午前か午後に休みを取ってわざわざ行く場所だったが、気づいたら近所に出張所ができており営業が20時までと働く世代にごきげんなのだ。


申請用紙一枚で住民票と印鑑登録が申込める。便利だ。しかし印鑑登録の欄で手が止まる。

「印鑑登録番号」だと?

丸腰で来てしまったではないか。


困った、困った、、、

いや、まてよ?コンビニならマイナンバーカードさえあれば発行できるのだからここでできないはずはない。


受付に申請用紙を提出しながら「印鑑登録番号がわかりません。マイナンバーは待ってます」と申告した。


「マイナンバーがあれば発行できます」


ホッとした。マイナンバー便利じゃねえか。


一方で、だったらそのように申請用紙に「マイナンバー提示で番号記載はしなくてオッケー」と書いてもらいたい。

「え?申請できないの?」と多少の焦りで血糖値が乱高下するのを防ぐ住人への寄り添いを期待したいところ。


まあまあ落ち着こう。

番号札を受け取って待つ。

番号札なんて見栄を張らずに「先ほど申請されたそこのあなた」と声をかけたらいいのにと私以外誰もいない待合で座ったと思ったら番号を呼ばれた。予想していなかったスクワットタイムとなった。


さあお楽しみのなぜなぜタイムである。

住民票の申請用紙に全部か一部かを記載するのに毎度難儀するためここでかたをつけたい。

「あの、今回の住民票は私の名前だけのものを申請しましたがどういう時に全員のものが必要になるんでしょうか」


場がピリッとしたのを感じた。

その証拠に受付で対応してくれた女性の後方から2人女性が支援に来て、もう1人はその奥で立ちながらこちらを見守っている。


ハードクレーム防御体制、フォーメーションAの可能性がある。そんなものがあるのかはわからないがあるのかもしれない。


受付の女性にハードクレームじゃないからねの代わりに「あの、不勉強のためにいつも迷いながらの申請になるから知っておきたいなと思って」とテヘペロよろしく向上心ある善良な住人アピールをした。


「ああ、そうですよね。色々ありますからわかりにくいですよね」

ハードクレームに寄り添う受付女性。

するとフォーメーションAにより後方から受付女性の支援のために前線に駆り出された女性が一枚の紙を受付女性に差し出した。無言で、だ。


筆談か

暗号か

空気が張りつめる。


すると受付女性はその紙を私に向けた。

そこには住民票の種類と記載事項が網羅された一覧表であった。


これまで私のようなハードクレームを対応して蓄積したノウハウをフォーメーションAに落とし込む。知見のかたまりであり、よく訓練されている。


そして「提出先からの指定で全員分が必要な場合ですね」

ふむ、提出先の指定か。

「あーなるほど、どういう時に全員分なんでしょうか」ハードクレーマーは粘り強い。


「学校とか、扶養の申請の時に全員分が必要なことがありますね」


「わぁーな、る、ほ、ど!」【ああそれか!】とアハ体験。


どうりでピンと来なかったのか。

子供もいなけりゃ扶養家族もいない。


個人の住民票に世帯主と族柄を記載すれば我が家の証明となったのはそういう理由か。


つまり、納税はしっかりするけどもあらゆる手当や控除の恩恵とは無縁の家庭なのだ。(多少の愚痴も含む)


たいへん納得した。これからはどっちなんだろうかとモヤモヤして住民票を取得することはなさそうだ。

「ありがとうございました、たいへん勉強になりました!」とお礼を言って退出。


退出して振り返るとフォーメーションAも解除されていた。


久しぶりに見る住民票は、本籍も実家ではなく転入前の住所もドイツ連邦共和国となっておりなんだか自分のものじゃないみたいで不思議な気持ちになった。


なぜこれらの書類が必要なのかは後日書くことにしよう。



にゃおす😽

ケビ子


もうすぐなくなるから買い足しせねば。


歯磨き粉変えた。これ最高だよ‼️

赤しか使ったことなかったけど、これからはピンク。歯のくすみ一掃。口の中が爽やか。


こちらも書い直さねば。軽い分強風には弱いが、一度この軽さを知ってしまうと他では満足できない。