これまで妻があれやこれや食事やお酒の飲み方などの情報をいくら提供してもピンと来なかった夫がこうもやる気になったのはやはり男兄弟の張り合いのようなものがあるのだろう。
加えて言うならば、参考書籍こそ自分で読んで理解しないと続かないよと伝えて素直に読んだものの食事の支度はこの私。
出されたものを食べて結果として脂肪肝が改善していた!とでも思っているなら困る。
口に入れるものを自分で選ぶつもりで臨めよ、男よ。
ちなみに義弟は日頃から料理が趣味のため、ダイエットを始めても自分で支度をしたそうだ。参考に送ってもらった食事の画像は書籍に載っていたものと違わないほどの出来栄え。
野菜スープ、卵料理、6枚切りトースト一枚、キャベツ。
うちの男は朝からこんなに食べたら太っちゃう、食べたくないと相変わらず女子高生のダイエット気分。
空腹を我慢しすぎてお昼を食べるから血糖値が急激に上がって良くないんだと何度説明してもだめ。
これで義弟と同じ結果が得られると思っているのだから私はもう知らん。
義弟はそもそも日頃から夕飯時に白米を3杯ほど食べていたそうだ。それならご飯を減らせばあっという間に痩せるはず。
しかしうちの男は昼は150グラム、夜も150グラム。納豆の時は180グラム、カレーの時は200グラムとこれまでもきっちりはかって食べていた。
書籍には一回の食事でご飯は70グラムと書いてある。食パンは6枚切り1枚、パスタは35グラム。
これを守るとして、お腹が満足するにはおかずがたくさん必要ではないか。
そのための野菜スープなんだろうが、これいつまで続くんだ?書籍には3ヶ月と書いてあるからひとまずやってみてその頃に健康診断を予約してみることにした。
昨年の健康診断でオールAを叩き出した私だが、70グラムのご飯でひもじそうな夫の前で大盛りご飯を食べるのは気が引けるから付き合うことにした。
こうしてお腹の虫が大合唱する生活が始まった。
つづく。
にゃおす😻
ケビ子