うちの男は家具に詳しい。
とくに北欧ヴィンテージ、ミッドセンチュリーの家具が好きでいつの間にか我が家にもそのような家具が増えている。
妻としては必要な仕事机とライトを買って欲しいが間接照明ばかり増えて部屋は暗く仕事机も気にいるものがないからとアイロン台を使ってビデオ会議をしている。
先日、最近ではもう慣れたやりとりがあった。
男「今日荷物が届く」
私「今度は何?いよいよ机?」
男「いや、ポスター」
私「ポスター、、、」
なぜ家具が揃わないうちにポスターを買うのが不思議でならないが、慣れてしまった。
私「どんなポスター?」
男「骨折した時に脚に添える木のポスター」
私「え?」
もう少しポップなものを想像していたが、骨折した時に脚に添える木とはなんだろうか。
男曰く色味が黄色と黒で部屋のアクセントにピッタリなんだそうだ。
届いてみると黄色と黒、確かに。
しかしこのスノーボードみたいのはなんだろうか。これがおしゃれなのか。
男「家具デザインで有名なイームズの原点がこのレッグスプリントなんだよ」とのこと。
イームズはさすがの私も知っているし、我が家にラウンジチェアもある。
イームズはこのレッグスプリントの技術を応用してその後あれこれと家具のデザインをしたのだそうだ。
男の買い物に口出ししないと決めているが、よくもまあ見つけてくるね。
しかし骨折時の添木がきっかけで人生が開けることもあるのだから、人からの頼まれごとは断らない方がいいね。
にゃおす🐈
ケビ子