今回の風邪は夫からうつったと明確に言える。

なんせ人に会わない生活を送り、会議もウェブで参加している。

そりゃあ電車には乗るがマスクはしているし。


先週末、夫がとある会議に出席した。

これはウェブではなくリアル参加。数時間に及ぶ長い会議となった。


その日は何ごともなく終わったものの、2日後の昼には「ものすごく体調が悪い、ご飯が食べられない」と夫が言った。


そのまま寝込むこと数日。寝室がおじさんの匂いで充満しており、耐え難きを耐えた。


寝てる間に仕事仲間と連絡を取った夫が報告してきた。

「先日の会議に出た人全員ダウンしてる!俺より早く発熱した人は3日寝込んでもう復活してる人もいる」

と。


なるほど、先日の会議か。

「席は結構離れていたしマスクもしてたのになぁ」と夫は言うが、やはり数時間換気もろくになく(想像)ぶっ通しの会議はリスクあるね。

病院に行ってもコロナもインフルも陰性で。


寝込む夫の世話をしながら私は平熱が続いて安心していたが、何やら身体中が痛いではないか。

これはまいったぞ。



紅まどんな


帰宅して体温測定すると37.9度。まあまあある。

夫のために作ったうどんを食べたが、ほとんど食べられない。

夫はほぼ回復してリビングにおり、その間におじさん獣臭い部屋の換気をしておいた。


寝よう、寝られる。

が、身体が痛くて2時間ごとに起きる。

どうなってんの!


体温は38.5度を超えて、なるほど合点がいく。

まだ寝る体勢が取れるだけマシかと思い直してなんとか寝る。


翌日にはまとまった時間眠れるようになり、ひたすら寝た。


「俺のせいですまない」夫は言うが「君はあなたのせいで風邪ひいた!プギャー!と責めることがないね」と妙なことを褒めてくれてむしろ「何、そういうことを言ってみるのもいいな」といつか言ってみようととっておくことにした。


いずれにせよ、とにかくひたすら寝てゼリーを食べて寝て、数日。


もともと過保護な夫だが、今回はここに自分が風邪をうつしてしまった気持ちが加わって過保護にターボが搭載された。


咳一つするとリビングからかけつけて「大丈夫か!」と様子をみにくる。ご飯も夫が全部準備してくれた。ありがたい。


新婚時代は発熱で寝ていると会社を早退してくるし、30分おきにおでこを触りに来るため全然寝られなかった。しかし過保護はまあ、弱っているとありがたいものである。


今回も私が寝ている日は夫も昼過ぎに帰ってきて様子を見てくれるのだ。30分おきにおでこを触りに来ることはなくなっただけでも上出来だ。


そんなわけで数日寝込み、熱は下がったものの咳が治らない。ご飯も一人前がとても多く感じるしお腹の調子もイマイチで完全になおるまではもう少し時間がかかるだろうが、養生しながら回復に努めたい。



にゃおす😽

ケビ子