このところ、なぜかかつおぶしの良さを再発見する映像体験が重なっている。
いつぞやは、田舎に移住的な番組で福岡の都市部でバリバリ働いていた女性が疲れ切って訪れた鹿児島だったか南九州の温泉地を訪れてその場所に魅了され移住を決意する話。その女性が朝ごはんとして毎日食べる味噌汁は鉋で削ったかつおぶしで出汁を取り、これにたくさんの野菜を入れて食べるのだと。ごはんも食べない、この味噌汁だけで十分なのだと言う。
何でも自分で削るかつおぶしの出汁は味が全く違うんだそうで、手間とも思わないのだと。
な、る、ほ、ど!
そして最近観ているNetflixのドラマ「舞妓さんちのまかないさん」にも削りたてのかつおぶしと昆布で作る透明な出汁の京都のうどんが出てくる。
舞妓を志しながらもなかなか芽が出ず、まかないになった主人公のきよ(推定年齢16歳)が京都の市場で料理を教わりながら買い物をするシーンがとても楽しい。
かつおぶし屋のがんこそうな店主も、結局は面倒見が良く親切で、見終わって気分良くハートから湯気が出るようなあったかさ。
やはり私の生活に足りないのはかつおぶしではないか?
そんなことを思って、実家の母ちゃんに電話した。目当ては実家にあったハンドルを回転させるかつおぶし削り機があるかどうか。
画像を探した。これだ。
愛工業のオカカ!そう、オカカ!
現在はスタイリッシュにモデルチェンジするも品切れ。
これ。色がシックになった。
母ちゃん曰く「捨てた記憶はないが、あるかも覚えてない」と何もかも忘れてることをそれっぽく言うので次回実家に帰ったら探してみたい。
鉋で削る方がそれっぽいのは知っているが子供の頃、何度か試して難しかった(想像以上に力が必要)のでまずはオカカを探したい非力な私です。
出汁は身体に良いからね!
にゃおす🐱
ケビ子