今回は雑談です。


朝の電車

毎朝電車に乗るんだが、ここ数週間【もしや、私は狙われている?】と思う出来事があるのだ。


電車は比較的に空いており、ほぼ座れる。

立つ乗客もまばら、といった具合。

優先席は空いていることもあるし、席が埋まっていても前に立つ人はあまりみかけない。


事故や遅延など不測の事態には混雑もするが、基本的には上記した状況の電車に日々乗っている。



同じ人が前に立つ

降りる駅の出口に便利なところがあるので、乗車車両は決めている。席はその日次第で空いてるところへ。


ある日、私の次の駅から乗車してきた女性。

Tシャツにレギンス、紐のないスリッポンタイプのスニーカー。

豊かな体型。スマホをずっと操作している。


む、む、む?

もしかして妊婦さん?

お腹がふっくらしてるようにも見えるが、そこまでではない。

カバンにマタニティマークを提げているか?そうでなかったら声をかけて「妊婦に間違われた」とプギャーされても責任が取れない。


マタニティマーク、マタニティマーク

しかしカバンを肩に掛けた状態で腕の位置とカバンの分厚さのせいでマークらしきものが全く見えない。


そうか、じゃ、まっいっか!

と、やりすごす。



見えた

二駅ほど通過したところで、前に立つ女性の角度が変わった。

そして見えた。


マタニティマークの印籠が!


やっべー!

とすぐに立ち上がり詫びた。

「気がつきませんで失礼しました。どうぞおかけになってください」と。


すると

「あ、いえ、ぜんぜん、どうも」と言って着席し、ずっとスマホをいじっていた。

(このずっとスマホをいじっていた、というのは悪意ある書き方を敢えてしている)



また来た

翌日の電車。

昨日と同じ車両だが、席は離れたところ。


次の駅で乗ってきた彼女はまた私の目の前に。


おっとっと!

「どうぞ」

「あ、え、どうも」



翌々日。

いや、待てよ。

優先席の前は立つ人もほぼいないわけだし、私も並んで席を取ってるんだから座りたいよ!

と、同じ車両の自分と彼女が乗るドアから1番遠いドア付近に座った。

幸い、違う人が前に立ち、事なきを得た。


この方法ならいけるか!



そして今日。

いつもの車両はなぜか身体の大きな男性が窮屈そうに並んで座ってる列ばかりだったので隣の車両に乗った。


どれどれブログを書こうかとスマホを手にしてネタを整理した頃次の駅に到着。

誰もこないな、よしよしと思って作業していたら、足元に見覚えのある紐のないスリッポンタイプのスニーカーが。



顔を上げたら最後

背筋がキューっとなったが、顔を上げずに作業続行。完全に私はマークされてる気がする。

きっと彼女は私のことを【ユズル】って呼んでる。

あ、ユズルいた!

あれ?今日ユズルいないじゃん!


席を譲るユズルだ。


顔を上げてお腹を見てしまったので、ユズル行きまーす!

「どうぞ」

「あ、どうも」



優先席に行かないのは何故なのか、聞いても良いかな。



富士山メロンパン


にゃおす🐱

ケビ子