またこんな事件が発覚しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070207-00000110-mailo-l11
東松山病院:看護助手が患者に暴力 院長ら県に認める /埼玉
2月7日13時1分配信 毎日新聞2月7日朝刊

東松山市大谷の「東松山病院」で1月、男性看護助手が患者に暴力を振るって
けがを負わせていたことが6日、分かった。情報を入手した県が同病院の大平
(おおだいら)英範院長ら幹部に事情説明を求めたところ、暴行の事実を認めた。
 県障害者福祉課によると、大平院長らが同日、県庁の同課を訪れて説明。大平
院長らは1月初めに同病院内で、50代半ばの男性看護助手が入院中の男性患者
に暴力を振るい軽傷を負わせた事実を認めたという。
 しかし、暴力を振るった理由や、どんな暴力を働いたかは明確な説明がなかっ
たため、10日後をめどに事実経過報告書を提出するよう求めたという。同病院
は毎日新聞の取材に「担当者が不在でコメントできない」と話した。
 同病院は精神科、神経科、内科、歯科がある。06年11月には、実際の医師
や看護補助者の数を上回る入院基本料を請求していたとして、県などから不適正
な受給分を返還するよう行政指導を受けている。【和田憲二】
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このところ、埼玉県内の精神科病院では院内暴力という不祥事が続いています。
平成16年、西熊谷病院において、看護職員による入院患者に対する暴行が複数あ
ったことが県の調査によって発覚しています。平成18年には江南病院の看護職員
が入院患者に暴行したとして、さいたま地方法務局が職員を傷害の疑いで熊谷署
に刑事告発し、院長と病院を経営する医療法人の理事長に再発防止の改善を勧告
しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/13380004.html

今回の事件はまだ真相はわかっていませんが、同じ県内で同様の事件の再発を防
げないのはとても残念です。


さて、こちらは良いニュースです。先日お伝えしたイベントですが、何と、船瀬
俊介氏と大澤博氏が、当日講演もしていただけることになりました。

2月10日(土曜日)15時にオープニングセレモニーを開き、しばらく各自で博物館
をツアーした後、17時から19時まで、会館内の別室で精神医療に関する船瀬氏と
大澤氏の講演が開かれます。

船瀬氏には、環境問題評論家という視点から、一般の精神科医が決して診ること
のない、精神的症状を引き起こす環境的要因(化学物質、電磁波、食品添加物、
栄養欠損、コンクリート建造物による冷却効果など)の問題や、ご自身の最愛
の令嬢を死に至らせた向精神薬の危険性などについて講演していただきます。

大澤氏には、統合失調症やうつ病などについて、薬物や電気ショックなどの精神
医学的治療法に頼らない解決策についてお話いただきます。

いずれも、根拠の乏しい診断マニュアルや薬物に頼ることしかできない一般の精
神科医からは、決して知らされない情報です。このような機会がなければ絶対に
知ることのできない貴重な情報です。このブログとはまた違った観点から、精神
医療の問題について知ったり、解決策となる情報を入手することができるでしょ
う。

この講演には、オープニングセレモニーに参加された方から優先的に無料で参加
できます。当日会場の席には限りがありますので、是非早めにお申し込み下さい。
直接、主催者の「市民の人権擁護の会」info@cchrjapan.orgに申し込まれるか、
私の方kebichan55@yahoo.co.jpまでご連絡下さい。