やっぱりこの話題は取り上げないわけにはいかないですよね?
精神科医がいつも問題を起こしてくれるので、疲れた身体に鞭打って記事を書かない
ではいられません。

誰もが驚いたこの事件、記事を引用します。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070123-00000056-mai-soci
<傷害>患者に暴力振るいけが、容疑の院長を逮捕 警視庁
1月23日13時22分配信 毎日新聞

 診察結果の説明を求めた患者に暴力を振るい、けがをさせたとして、警視庁新宿署
は東京都新宿区歌舞伎町1の「東京クリニック」院長で精神科医、伊沢純容疑者(36)
=同区新宿5=を傷害容疑で逮捕した。
 調べでは、伊沢容疑者は昨年12月19日、クリニック待合室で、女性患者(25)
から診察結果の説明を求められたことに腹を立て、「説明しても分からないだろう」な
どと言って髪の毛をつかみ、頭を壁に数回たたきつけたほか、付き添いの夫ののどをつ
かむなど暴行。それぞれ3週間と10日のけがをさせた疑い。調べに対し、「患者を外
に出そうと押しただけ」と容疑を否認している。
 伊沢容疑者は昨年7月、説明を求めた男性患者(34)を投げ飛ばして10日のけが
をさせたとして傷害容疑で書類送検されていた。
 ホームページによると、東京クリニックは精神科、皮膚科などがあり、伊沢容疑者は
03年から院長を務めている。
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 説明を求めると怒り出すというのは、見透かされている犯罪的な精神科医にはよく
ある正しい反応である。しかし、ここまで自分の衝動を抑えられないとは、自分自身が
病んでいるか、薬物の影響下にあるかのようである。

 この精神科医が院長を務める東京クリニックは、ネット社会では名の知れた存在だっ
た。合法覚せい剤と言われ、依存の危険性が高く、安易な処方や乱用が社会問題になっ
ている中枢神経刺激剤「リタリン」を、簡単に処方してくれる医療機関として有名だっ
たからである。

 精神科医から安易にリタリンを処方された結果、リタリンの精神的、身体的依存から
抜けられなくなり、クリニックを掛け持ちしたり、処方せん偽造などの違法行為に追い
込まれたりする例も珍しくない。そのようなリタラー(リタリン依存者)の拠り所となっ
ていたのが同クリニックであった。

 名指しこそされなかったが、先月開かれた東京都議会定例会でも、リタリンを安易に
処方する「都内のあるクリニック」として、本会議で民主党議員から調査が要請されて
いた。http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55/25970007.html

 また、このクリニックを管轄する新宿区保健所衛生課によると、このクリニックに
関する苦情は突出して多いということだった(合計26件)。

 精神科医による患者に対する暴行は、珍しくはない。平成18年11月8日には、国内の
PTSD研究の第一人者である金吉晴医師からPTSD治療を受けていた女性患者が、顔を殴ら
れて難聴になったとして、医師と国に対し損害賠償を求めた訴訟の判決が東京地裁であ
り、裁判長は医師による暴行やカルテの改ざんを認定し、国と医師に約150万円の支払
いを命じた。金医師は、カルテを改ざんした上で殴ったことを「治療の手段」と主張し
ていたが、判決は「治療とみるのは常識に照らして無理がある」とした。

 「治療」と称して殴り、説明を求められると髪を掴んで壁に打ち付け、投げ飛ばすよ
うな精神科医が横行していては、患者は安心できない。この医師はまだまだ余罪があり
そうである。暴力事件だけでなく、リタリンの違法な処方なども出てくるかもしれない。