コンパニオン祐姐




♪坊や~良い子だネンネしなぁ
今も昔も.....♪


昔々のことじゃったぁ


祐姐は
勿論本業
理美容の見習いしてた頃のお話....


その頃
19歳で結婚した姉貴が
2~30キロ離れた場所に居たため


ご自慢のバイクに乗っては
よーく姉貴夫婦んちに遊びに行ってたな

姉貴夫婦というても
姉貴は当日同居してた為


旦那さんのお父さんお母さんと一緒


うちは
特にここの姉貴の姑さんには

めっちゃ良くしてもろたし
可愛がってもろて

居心地もええから
しょっちゅう行ってた


「祐ちゃんどう?仕事キツイやろぉ?慣れた?立ちっぱなしも疲れるだろ?さぁさぁこの栄養ドリンクおばちゃん特性!飲んで飲んで」

などとおばちゃんは
なにかと私の体の事も心配してくれてた


姉貴が居なくても
普通におばちゃんとこに泊まったりしたし


そりゃもう...
可愛がってもらったもらった



見習いも三年経った頃やったかなぁ


ここのおばちゃん

実はめっさ
見かけも中身も男前

やる事なす事カッコイイおばちゃん


特にお金に、困ってる風な生活ぶりではなかったが

たまにおばちゃんは
お座敷に上がるらしく

云わいるこれが

城崎温泉の老舗旅館の宴会コンパニオン


芸子さんでも舞妓はんでも
おまへんえ


ある日
おばちゃんから


「祐ちゃん今ねぇ、〇〇人出が、足りなくて。しかも若い子あまりいないしさぁ。もしなんやったら?今度うちの〇〇でお座敷上がってみんか?」


※〇〇とはおばちゃんのコンパニオン派遣会社の名の意


『( ̄-  ̄ ) ンーうちがけぇ?うちなんかそんな華やかな所似合わんがな』


と言うと


「んっにゃ!あんたなら絶対着物映える映える私がパリっと着付けて出してやるさかいに!」


とおばちゃん.....
!!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚

着物????????!!!


「いやーΣ( ̄□ ̄)!着物切るんけぇ?うちアカンアカンアカン!!!!ヾ(´囗`。)ノ着物大嫌いや!」



と断ったが.....



おばちゃんの言い出した事は絶対!

もうその約束の日


おばちゃんに連れられ


〇〇へ


そこには
大勢着物に着替えん!と!する

女性
女性
女性


いや失礼.....






オバハン
オバハン
オバハン
おねぃさん(?)
オバハン
オバハン
おばあちゃん







てな面々_| ̄|○


うち!その時18?


最年少やで!


(;-ω-)ウーン


怖すぎる.....



城崎温泉楽しみに来て

お座敷呼んだのがこの
おねぃさん達て.....


流石に旅行楽しみにして来た
客にも失礼やっちゅねん!ヽ(`Д´)ノ

城崎温泉台無し( ー̀дー́ ) 



まぁ
その日キッツキツに
帯絞められて

着付けられた着物.......






これが実に.......



転ぶわ~
トイレ行けへんわ~


で苦しかったの一言や!




で、めいめい着替えが済んだら
マイクロバスへ乗り込み

城崎温泉
老舗旅館へ到着




ものごっつぅ
ええ旅館やった



そりゃこんな着物着せられたんも初めてやし
コンパニオンするんも初めてやし

なにしても


初めて尽くめでさ


私は
おばあちゃんから

「いい?今日はずーーーっと、おばちゃんの側から離れたらイカンよ。それから【お花】っていうしきたりある!でもなその【花代】ってーのがあんたの小遣い2割増になるから!そこまでは!こぎつけぇ!そっから!もしも!お客さんに【お花のオイちょがあっても!絶対に言ってはダメ!いいね!絶対に!ダメ!】」





これ?早口やし?
何言ってんだか?
(オイちょって多分オイちょカブの言い回しみたいなもんやろwww)

てか意味がよくわかんねー。



お花て?なにや?状態



ハーイ、シツモーン! (/*・・)oするより


おばちゃんにグイグイ引っ張られ


いざ!

お座敷へ!



そこは大広間
某会社の忘年会だっただろーか?


見渡す限り男性客しか居ってない様子



(ー'`ー;)

なにから?やんにゃろ?



と、そんなボーーーっとしてる間なかったね


次々こっち来てビール注げだの!
何なに持ってきて!だの

客に呼ばれれば!そく!そちらへ

こっちでお酌すれば!

また!あっちでも!手招きされるわ!


もう!



てめーら!自分で手酌してろ!
コノヤローヽ(`Д´)ノ


っと


ヘトヘト(´。`)はぁ・・・。



宴もたけなわ


最後に社長様?のお開きの挨拶と共に


( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )


皆様めいめい

次のご相談が始まってた


これが云わいる

おばちゃんが行ってた


二次会?

個々で数名グループを作りながら

ここのコンパニオン引き連れて
温泉町へくり出し作戦



(ははーん( ゚ー゚)( 。_。)なるへそ!これに誘われれば!別のポッケナイナイでけるお金貰えるんやな!)

ってことで


唯一若い私を武器(www)にした
おばちゃんは

悠然と構え


客「なぁこの子次行けてかぁ?」と



おばちゃん(ニンマリと微笑んだ)


「ええよ!お兄ちゃんうちの相場は○○円からや!ええな!1時間ナンボやで!」





そこで2時間は
その客達とスナックで
ワイワイ飲まされたっけかな

(今更やけど!うち!その時未成年やしな!未成年)


そこで時間終~了~





すると....

そこでや




うちは
その中の客から
抱きつかれ


「おい!オバハンこの子この後もええやろ?な!」




\_(・ω・`)コレ重要!



ここから多分そーいうことになるんやろな




おばちゃん一喝!



『あんさん等うちの〇〇←所属事務所のことは本番あきまへんヾノ´゚д゚`)あきまへんヾノ´゚д゚`)バスで全員点呼ありまっさかいに!ほな!サイナラ!』





その頃のうちも
まだウブな年頃



めっさ怖かったぁぁぁ

ある意味
おばちゃんのひとことで


うち

ほんまにられるんかぁ
おもたしな!







www





某老舗旅館前


〇〇の名の入ったマイクロバスが

玄関には
止まっている




もれなく全員キッチリ

乗り込みバスはゆく.......



バスから手をフリフリ


先ほどの、お客の股間は....









♪坊や~良い子だネンネしなぁ♪













          ~Fin~











次は!祐姐のバイト第二弾
【スナックのホステスまで!させられた!】の巻


こうご期待!