最近聞いた印象的な話があります
外国のどこかに、癌が異様に良くなる病院があるそうなんです
その病院は、患者さんに
「あなたはどうして癌になったんですか?」
こう聞くそうです
皆さんなら、自分が何かの症状に悩んでいたら
この質問ってどう思いますか?
「私が選んだんじゃない!」と思いませんか?
私も自分の無月経のことに当てはめて、考えてみました
わたしは21歳から33歳まで一度も生理がきていませんでしたw
21歳でぱったりと生理が止まったときのことはを思い返してみると
自分の意思で生理を止めたことがハッキリわかるんです
私が
「あなたはどうして生理を止めたんですか?」
そう聞かれたら
答えは一つ
自分が女性でいることが心底嫌だったからです
性がどうこうという意味ではありません
わたしは女性ってすごく損だと思ってました
せっかく薬剤師の免許を死ぬもの狂いでとっても
結婚したら家庭に入れと言われたり
彼氏がいたら自分の時間がなくなるし
家事は全部やらなきゃいけないし
「なんで男性って、私の邪魔ばっかりするんだろう」
「何で女は不自由なんだろう」
本気でそう思っていました
なので
「わたしは一人で生きていく」
「自由ていたい」
そう決めたんです
一人でというのは、結婚しないということ
だから女性の象徴である子宮や卵巣の機能を完全に止めたんだと思います
でも生理を自分で止めた理由が「女性」という役割への否定があったことに気づいたのはここ2年くらいの話です
それまでは
単純に薬剤師国家試験のストレスだと思っていましたから
でも
一人で頑張って
バカにされないようにずっと走り続けても
男に負けないように頑張っていても
得られるのは一瞬の高揚感
すぐに「不安」がくるんですよ
『なんか違うかも、、、』
そう思いましたし、もう一人で頑張ることが限界だったんでしょうね
自分のことに沢山向き合って
たくさんの人に出会って学んで
自分が女性であることを否定していたこと
自分で生理を止めたことを受け入れたときに
それ、辞めたいなって思ったんです
一人で生きていくと意固地になるのも辞めたかった
生理を再開しようと決めたんです
決めたら生理が再開するのは早かった
本気で決めると何が起こるかというと
生理が再開するために必要な伏線がたくさんあらわれるんですよ
無理な働き方を変えざるを得なかったり
管理職を手放したり
今まで懸命に積み重ねてきたことを手放したり
「数字が自分の価値」だと思うことを手放したり
人に『助けて欲しい』と頼ったり
今まで握りしめていたものを手放すのは
本当に怖くて怖くて
私にとって一番怖かったことは
「立ち止まる」ことでした
止まったら落ちこぼれて廃人になる
置いていかれる
だから常にずっと走っていたんです
でも一番の本音だった
「休みたい」
「明日の心配をしないで寝たい」
こうして一つ一つ自分の本心に従いました
そしたら
無事に2018年7月5日
生理が再開しました
私の場合
無月経の根本的な原因は
「女性」という性への不自由さです
そして頑張らないと
結果を出さないと価値がない
そんな何かの対価を残さないとダメだという自己否定です
だから女性の機能を止めた
そして止めるための行動を起こしたんだと思います
『病は気から』といいますが
本当にその通りです
自分で決めて症状を現したということは
自分でちゃんと治すことができるんですよ
私はそれを間違いなく体感しました
治る時には
魔法のようにある日突然に症状が消えるというよりは
本来の自分に戻るための日常に散らばった
たくさんの「ヒント」に気づいて行動していくことで
ある日突然、その時は訪れるんです
病気が治った時には
以前の自分が前世に思えるくらい
より自分らしくて
より自分を愛せていて
より自分が大切なことを大切にできるような
そんな自分になっているんですよ
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