こんにちは。
KEA工房のうさぎです。
先日 キャンサーネットジャパンさんのオンライン市民公開講座で
がん研究会有明病院 乳腺内科部長 高野 利実先生のお話を伺いました。
その中で
「がんもあって コロナもあって どうすれば自分らしく生きられますか?」
という問いに対して高野先生は、”悪循環を断ち切って、好循環を作りましょう”と教えてくださいました。
コロナの悪循環は、
病気(コロナ)⇒不安だ⇒差別⇒もっと病気が怖くなる⇒もっと不安が強くなる・・・
がんの悪循環を断ち切って 好循環にするには
病気との共存⇒心の余裕⇒思いやりと感謝⇒病気との共存にしっかり取り組める⇒思いやり・感謝が深くなる・・・
*排除・拒絶ではなく共存という考え方なのですね。
高野先生のお話を伺って、
大切なのは、3つ
1.今の状況を受け止めること
2.心の余裕
3.思いやりと感謝
1.今の状況を受け止める
がんの病状、それにともなう様々なこと(仕事、家庭、友人、経済・・・) コロナの現状
受け止める⇒冷静に見つめられる。
*がんの病気について心配なことは主治医や看護師さんに聞く
*仕事は具体的に相談する
*家庭は家族に相談、助けも得る
*友人は伝える人、伝えなくてもいい人に分けて考える
*経済面はがん相談支援センターで具体的な制度や助言を得る など
冷静に見つめる⇒”今できること”がみえてくる。
今できることに集中すると、心配やあせりが軽くなってくる。
心の余裕が出てくる。
心の余裕がでてくると、周囲がみえてくる。
”思いやりと感謝の気持ち”が ふんわり体と心を包んでくれる
気持ちが少し楽になると、次の一歩に
落ち込んだ時、不安な時、
落ち込んだ時は たいてい「過去」のことを考えています。過去のことで頭がいっぱい状態
不安な時はたいてい「未来」のことを考えています。未来のことで頭がいっぱい状態
つまり、不安や落ち込みの時は「今」から心が離れている状態
「今」に心の焦点を合わせてみましょう
「今できること」を大切に
感謝します。ありがとうございました。