こんにちは。
KEA工房のうさぎです。
がん治療と漢方薬
東京慈恵会医科大学の上園保仁先生のお話を伺いました。
上園先生によると、
漢方薬はがんを治すものではありません。
ただし、
患者さんの免疫力を上げたりということがあります。
ということだそうです。
漢方薬が中国から日本に伝わったのは630年頃。
それからは、日本の土壌や特性に合わせて日本独自の発展をしてきたものだそうです。
漢方薬の何がいいの?
漢方薬は、痛み・吐き気・食欲不振などをおさえてくれる。
↓
食事が食べられるようになる・つらい症状がおさまってくる
↓
やる気が出てくる
↓つらいけど抗がん剤もう少し続けようと思える=抗がん剤治療を予定通り続けられたら”がん治療”にもプラスになる。
漢方薬は、一般薬とは別の場所で効くので今のお薬にプラスで服薬することができるということもメリット。
💚漢方薬は飲みにくいですが、
「服薬ゼリー」と混ぜる。または「ココア」「ミロ」と混ぜると飲みやすいです。
💙漢方薬 保険適応の漢方薬は148種類あるそうです。
よい薬であれば使わない手はないかも・・・
食欲不振、吐き気、痛みなどがつらい時は、主治医に「私に合いそうな漢方薬はありませんか?」と尋ねてみるのもいいかもしれません。
漢方薬の詳しいお話
日本対がん協会「がんサバイバークラブ」さんの動画で上園先生のお話を聴くことができます。
とてもやわらかな語りで、心もほんわりします。