こんにちは。
KEA工房のうさぎです。
放射線治療前に読んでおきたい一冊
がん患者さんの25%が放射線治療を受けておられます。
新規にがん放射線治療を受ける方の中では、乳がんの患者さんが一番多いようです。
放射線治療というと、よく知らない世界。しかも原爆や原発事故を連想して怖いイメージがあるのではないでしょうか。
ですが、
最近の放射線治療は、放射線をできる限り腫瘍のみに集中させて、正常組織のダメージを減らし治療精度の向上、副作用の低減へと進化しています。有用な治療法の一つです。
同じ乳がんでも放射線治療が適応の方とそうでない方がおられますが、
放射線治療を受けることになった方は、詳しくわかりやすい情報を得ておくことで不安の軽減につながるかも。
放射線治療に関しておすすめの一冊
患者さんと家族のための放射線治療Q&A 2020年版
日本放射線腫瘍学会編
放射線治療の仕組みや疑問がわかりやすく書かれています。
カラーで図も入って読みやすく、執筆された方の「患者さんのために」という気持ちも伝わってくるようなガイドブックです。(2,200円+税)
図書館でも借りられます。
次のような内容も掲載されています。
*手術や薬物療法とどう違うの?
*費用は?
*放射線治療はなぜ効くの?どんな装置?
*治療中・治療後の生活の注意
*放射線治療のセカンドオピニオンはどこで相談できる?
この本でベースの知識を得ておくと、治療の時に気になることがでてきたとき、素早く担当の医師や放射線技師さんに質問したり相談できるメリット
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放射線治療の専門医に相談したいとき(専門医名簿を見ることができます。)
日本放射線腫瘍学会ホームページ
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