先日イヤイヤ病から頑張ってボクシングの練習に行った息子。
いつもより早めに帰ってきました。
表情も暗い。
私「どうしたの?」
息「帰れって言われた。」
私「えっ、帰れって言われたの?
なんかあったの?」
息「今は話したくない」
私「今は話したくないんだね。わかったよ。」
息子は部屋に入って行きました。
こういう時は、親は何かあったのかと気になるけれど、
息子の気持ちを優先する。
息子の「話したくない」と思っている気持ちを優先する。
そして、もし聞いて欲しいと思ったら息子から声をかけてくるから、
それを信頼して待つ。
そしたら、子供は安心して自分の気持ちに向き合えるんです。
息子自身も混乱しているんですね。
だから何をどう話して良いのかわからないのです。
そんなとき、矢継ぎ早に質問されると、さらに混乱してしまう。
だから、距離をとってあげることが必要なのです。
今は1人になりたいんだなって、
離れてあげることが必要なのです。
親はめちゃくちゃ気になるんですけどね。
気になる気持ちに対しては、
あなた自身が自分で寄り添ってあげれば良いのです。
「あんな顔して帰ってきたら、気になるよね。
なんかあったんだろうね。
でも今は聞いて欲しくないって言ってるから、
待っとくかぁ。」
みたいな感じです。
寝る前あたり、息子が私の部屋をノックして、
辛そうな顔をして話しかけてきました。
「ぼく、ボクシング辞めたい」
私の出番です。
ここで、お母さんはお話を聞いてあげればいいんです。
息子は伝えたくなって私の所に来たし、
聞いてもらいたくなって私の所に来たから。
子供が辛そうだと、
親は原因探したくなるし、理由を聞きたくなる。
だからすぐに「どうしたの?」って聞きたくなるのは当然。
そういう場合は子供に確認したらいいんです。
「なにかあったの?教えてくれるかな?」って。
子供は、言いたかったら、そのまま思いを伝えると思うし、
言いたくない場合は、「今は伝えたくない」と言うか、
もしくは何も伝えず、部屋に入ると思うんですね。
部屋に入った場合は深追いはしない事が大事です。
そこから先は息子の時間だから。
親の不安を息子で解消しようとしない事が大事なんですね。
それをしないだけでも、子供は救われますよ。