「香港人権法案」米下院で可決 | 三木けえオフィシャルブログ「実行力。維新」Powered by Ameba

「香港人権法案」米下院で可決

皆さま、こんにちは。

 

10月15日に「香港人権・民主主義法案」が米下院で全会一致で可決されました。

 

法案の内容をNewsweekより抜粋

「超党派の支持を得た同法案は米大統領に対し、香港で自治権の侵害や人権弾圧に関わったとみなされる人物に制裁を科すよう求めている。また米国務省に対しても、貿易上の優遇措置を継続するかどうかを判断する上で、香港で人権と法の秩序が尊重されているかを毎年検証するよう求めている。」

 

同時に

「香港警察がデモ隊に向けて使う可能性のある催涙ガスやゴム弾など殺傷力の弱い武器の輸出を禁じる「香港保護法案 Protect Hong Kong Act」も可決された。」

 

法案は上院の採決とトランプ大統領の署名により成立することになるが、これに対し中国は猛反発をしている。

 

『中国対米報復を誓う 米下院「香港人権法案」可決に激怒』

↓ 

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/10/post-13203_1.php

 

それはそうなるな、とは誰しも考えるところではあるが、米国が香港のデモを支援しているとは以前からの中国の主張ではある。

 

『香港のデモは「米国の作品」、中国が指弾』

https://www.cnn.co.jp/world/35140762.html

 

デモの主催者に対する暴力は、日に日に激しさを増している様に感じるが、香港の民主化運動が実を結び、香港が本当の自由を手に入れる日は来るのだろうか。

 

「香港民主化団体リーダーを暴徒が襲撃 ハンマーで頭部負傷」

https://www.afpbb.com/articles/-/3249900

 

リーダーの岑子傑(Jimmy Sham)氏の無事を祈るばかりである。

 

アメリカが香港を支援することによって、デモが更に激化し、中国政府の本格的な弾圧が加われば「第2の天安門」となり、アメリカ・欧・日による中国に対する経済制裁が可能となる、という憶説もある。

 

綺麗事ばかりで香港が「自由」を手に入れられることはないとは分かっているものの、犠牲者の数がこれ以上増えることがないことを切に願っています。

 

今後は日本政府もなんらかの態度を示すことが望まれるのではないかと考えます。