財政などについて | 三木けえオフィシャルブログ「実行力。維新」Powered by Ameba

財政などについて

 
先日の日本維新の会の政策研修会の、自由討議の中で大阪市議会議員の守島さんより、テーマ「国家財政について」という提案があり、議論がなされました。
 
基本的に国家の財政論と地方の財政論は政策として同一の方向を持てないことがあります。国家には通貨発行権があり、地方には無いからです。
 
維新は地方では、無駄を省くことを大きな目的としてきました。国家でも無駄は省いて行かなければなりませんが、国家には通貨発行権があり、金融のシステムを利用して、経済を活性化させる政策なども検討されなければなりません。
 
その際に一番大切になるものは、「信用」だと私は考えています。数値的なもので測れないので非常に難しいです。
 
日本は鎖国しているわけではないので、国家間の信用というものも非常に大切となってきます。
 
システム上や理論上で「大丈夫」と考えられても、国家として信用されなければ、世界の投資家は円の価値を下げてくるでしょう。
 
アベノミクスで金融にカンフル剤を打ち、国債を発行し、銀行から国債を買ったにも関わらず、なぜインフレターゲット2%の目標も未だ達成できていないのかを、もっと深く考えるべきだと私は思います。
 
私は金融のプロではないので、自分の考えが全て正しいとは思いませんが、少なくとも銀行の預貸率は調査し、預貸率の変化が無いならば、世の中の必要な所にお金が回っていないのではないかという疑問を持たなければならないと思います。
 
日本でユニコーン企業が世界と比して少ないのも、零細企業や中小企業の経営が苦しいのも、銀行の企業に対する投資が上手く回っていないのが原因では無いのでしょうか。
 
銀行は数ある企業から有能な成長しそうなやる気のある企業を見抜き投資していくのが本来のあるべき姿であると考えます。
 
リスクを取らない銀行ばかりでは、経済を発展させることが難しいのでは?緩やかなインフレを起こせないのでは?マイナス金利にして効果があった?
 
疑問ばかりが頭に浮かびますが、金融、経済、財政について、もっと学んで行きたいと思います。