兵庫県知事に問うて欲しい、処理水の放出。
https://www.sankei.com/smp/politics/news/190917/plt1909170022-s1.html
この一連の記事を読んで、原発の処理水は福島の問題だけではないこと、大阪や多くの自治体が放出を受け入れることによって、風評被害を避けられること、福島のことを他人事とせずに本当の意味において寄り添う気持ちを持つことができるのではないかと考えました。
多核種除去装置(ALPS)を使えばセシウムを含む62種の放射性物質がトリチウムを除き除去でき、汚染水に関する国の「規制基準」のうち、環境へ放出する場合の基準である「告示濃度」より低いレベルまで、放射性核種を取り除くことができます。東京電力の処理水ポータルサイトより。
トリチウム水処分を考える
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https://synodos.jp/fukushima_report/22644
そしてトリチウムは体内に取り込んでも、水では10日、食べ物では40日ほどで排出されます。通常トリチウムはもともと、水に400Bq /tほど含まれているものでもあります(海水中では100Bq /t。私たちの体も数十Bq /tほど含まれています。
トリチウムだけであれば、海洋に処理水を放出している国もあり、極度に避けることが風評被害につながることが考えられます。
しかしながら、ALPSが稼働するまでの汚染水や、完全に多核種が除去できていないものがまだあると考えるなら、もう一度ALPSを通さなければならない処理水もあると考えられるという見解もあります。
慎重に進めて行かなければならない問題ではありますが、名乗りをあげた大阪だけにとどまらず、多くの自治体で検討をする必要があるのではないでしょうか。
ですから、維新の県会議員は、井戸知事に「科学的に安全性が証明されれば、兵庫県でも処理水の海洋への放出を受け入れるべきと考えますが、井戸知事の考えはどうでしょうか?」と問うて欲しいなと思います。
頑張れ福島、頑張れ兵庫。