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香港市民の5大要求

今日も暑い残暑が続いております。首都圏に台風が直撃か?とのニュースもあり、皆様お気をつけください。

 

さて香港では逃亡犯条例改正案が撤回されました。香港政府から正式な報道がなされたのは、9月4日ですがデモや抗議活動は収まる気配を見せていません。

 

ツイッターではアグネス・チョウ氏が

「条例の撤回は喜べません。遅すぎました。この3ヶ月間、8人が自殺。3人が警察の暴力によって失明。2人がナイフを持つ親北京派に攻撃され、重症。1000人以上逮捕。100人以上起訴。怪我をした人は数えきれないです。私たちは、5つの要求を求めています。これからも戦い続けます。」と書き込み12万を超えるいいね、6万を超えるリツイートがなされています。

 

香港市民が求める5大要求とは、

1、改正案の完全撤回

2、警察と政府の、市民活動を「暴動」とする見解の撤回

3、デモ参加者の逮捕と起訴の中止

4、警察の暴力的制圧の責任追及と外部調査実施

5、林鄭月娥の辞任と民主的選挙の実現

 

香港の民主化の流れはどうなるのでしょうか。

この5大要求は日本人にとってはごく当たり前の要求に見えます。

 

5大要求の中で一番難しいものは「民主的選挙の実現」でしょう。

 

香港は金融市場の中国の入り口としての役割を果たして来ただけに、中国が軍を介入させるリスクは中国の金融経済にとっても大きなリスクとなります。

 

IPO新規株式公開での資金調達額は香港市場が上海や深センを大きく引き離しているし、何より外国人投資家は中国政府の法体系よりも、香港の法体系に信頼を置いています。

 

この状況があるからこそ、香港は戦えると思います。中国政府から民主化を勝ち取るという意味は非常に大きく、影響も多大なものとなるでしょう。

 

できれば多くの被害が出ませんように。亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に怪我をされた方は早く治りますように。香港の警察は暴力的な行いをしませんように。香港に真の民主化が訪れますように。

 

香港加油!