出入国管理及び難民認定法改正案について | 三木けえオフィシャルブログ「実行力。維新」Powered by Ameba

出入国管理及び難民認定法改正案について

臨時国会に提出された、出入国管理及び難民認定法の改正案。

労働者が不足していて、それをなんとかしなければならない、喫緊の課題だ、という言われ方を与党の方はされていますが、臨時国会で是非通して、即解決しなければならない、という割には調査もずさんで、何万人受け入れるかの計画も法案提出をしてから出してくる、というなんだか「とりあえず出しました」という雰囲気がありありで、筋の悪い法案と感じます。

まず技能実習生という制度で今現状の問題点を検討し、その制度を土台に5年以内の外国人労働者の受け入れ人数を増やしていく、というのが、第一に考えられる手法ではないのか、と思います。

今回の法案の中の、特定技能2号であれば、在留の期間の上限がないことは、外国人に永住権を与える一つの条件である、居住10年以上をクリアすることになるので、日本は大きく外国人に門戸を開くことになり、国の方向性を変える可能性が高いです。

これを「移民政策はとらない」というのは、全くの詭弁であることは間違いないですね。

是非、国会できちんと議論するだけの材料をまず政府には出して頂きたいです。