限りなく日本を愛す | 三木けえオフィシャルブログ「実行力。維新」Powered by Ameba

限りなく日本を愛す

 皆さま、こんばんは。

 今日6月17日は東日本大震災が無ければ、中国が尖閣諸島を奪取しにやって来ると言われていました。

 恐らく沖縄の海は今、緊張した状態ではないのでしょうか。

 それから、今日は生長の家の創始者である、谷口雅春先生のご命日だそうです。

 私は生長の家に入信しているわけではないのですが、元生長の家の信者だと言う方々から沢山お話を聞く機会を頂いております。

 雅春先生がお亡くなりになられてから、現在では随分と団体のあり方も変わってしまっている様です。私は部外者なので、言葉がおかしかったらごめんなさい。

 でも個人的に雅春先生のご著書は好きでよく読んでいます。私は戦中の大本教からの流れや、古神道系のお話は、興味深く、日本の国の成り立ちや日本語の持つ言霊の重要性など、研究していきたいと思っているからです。

 そして、日本を心から限りなく愛する人の書いた言葉というのは、やはり心を揺さぶられます。

 先日ご紹介して頂いたのが、雅春先生の『限りなく日本を愛す』『我ら日本人として』『日本を築くもの』という昭和二十八年、三十三年、三十五年に書かれた本です。まだ手元に入手はしていませんが、読みたい本です。

 このご本は、青年に向けて書かれた本であるらしく、一節を紹介すると

 「われ愛国の青年に嘱望す。嗚呼真に国を愛し国論を統一する偉大なる政治家は出ざるか。やがて諸君の中から出るであろう。この舞踏病的症状で、日本は国際的信用を失墜し、国威は地に堕ち、どこかの植民地か衛星国に成るより致し方ないのである。皇居の外濠の堤が台風で決潰したのが修繕されたかと思うと、今度は伊勢湾台風で伊勢の大廟の樹齢千年の大杉が惨めにも倒れた。現下日本の象徴である。併し私は未だ失望しない。それは何故か。この書の読者の如き、愛国の純粋精神と、その理想に燃える毅然たる決意によって推進されている青少年諸君が、この書の読者である大学生、高校生、中学生諸君の中にいることをしるからである。実に、日本の国運の隆昌は、唯この若き勇気ある愛国精神ある諸君の双肩にかかってあるのである。至嘱!」

 今日本は正に「国際的信用を失墜し、国威は地に堕ち、どこかの植民地か衛星国に成るより致し方ない・・・」という状況まで追い込まれつつあるのではないでしょうか。

 今までこの日本が経済的は恵まれ大国として扱われてきたのは、もちろん今までの日本人の努力があったからです。

 しかしこれからはどうなのでしょうか。本当の意味で青年にこの言葉を、『今』聞かせてやることが必要になっている、と私は思います。

 今の大学生、高校生、中学生に、これからの日本の再興はあなた達の双肩にかかっている!と伝えたい。そしてその言葉を伝えるに値する人間になれる様、努力していきたいと思います。

 それでは、皆さまおやすみなさい!