東日本大震災

　東日本大震災でお亡くなりなられた方々に哀悼の意を捧げます。又未だ行方が不明な方々が一人でも多くご無事であられること、又被災され避難生活を余儀無くされている方々には、お見舞い申し上げます。

　東日本大震災が起こって、一週間が経とうとしています。私は阪神大震災被災者ですが、この東日本大震災の被害の大きさには、驚愕することしかできません。

　11日には地元の私がＰＴＡ会長をしている中学校で卒業式があり、卒業生を送り出したばかりでした。

　その後立て続けに入っていた街宣活動や、デモ、勉強会などが中止になり、又中止にして、そのフォローに当たっておりました。

　13日には地元の深田五大力講で通常の護摩焚きと東日本大震災における、被災者の方々に対するご祈祷と、被害拡大防止の為のご祈祷が為されるとのことで、私も参加して参りました。

　そこで行者さんに「写経をして燃やすといい。」と言われたので、寝る前の時間を使って、今日までに般若心経の写経を七枚書きました。お一人でも人命が助かることと、原発が一日でも早く安全な状態になることを祈願して、然るべき方法で燃やしたいと思います。

　この一週間、被災しなかった私達は、何もできませんでしたが、皆が何かしたいと思っていたことは確かです。そして日本中の人間の多くが祈っていたのではないでしょうか。

　関西では節電しても100万キロワットしか送電できないけれども、多くの方々が節電に協力しましょうと、転送メールを送っていました。

　義援金を企業で集める段取りをしている方もいらっしゃったし、会社がお休みの日に三田駅で募金活動をしていた方もいらっしゃいました。

　一週間が経ち、離れた地域の人間にもできることがそろそろ出てきます。何ができるのか、よくよく熟慮して行動していきたいと思います。

　多くの方々の祈りが、天に届くことを願っています。