名古屋市長選と愛知県知事選に思う | 三木けえオフィシャルブログ「実行力。維新」Powered by Ameba

名古屋市長選と愛知県知事選に思う

 皆様、こんばんは。


 河村たかし氏が再選、大村知事が誕生し、与野党ともに惨敗の結果となったと報じられたのは昨日。感想としては遅いやろ!とお叱りを受けそうだが、少しだけ、なんとなだけど(なんとなくかいっ!)思ったことを書きます。


 「減税日本」なんとも言えないネーミングだけど、このことについて、私の知人は色々なことを皆がそれぞれ話してました。


 「減税して、市の収入が少なくなるのに、やっていけるのか?!」


 「パフォーマンスが上手だよね。」


 「名古屋の人は減税に惹かれたんでしょ。」

 

 私は率直に、名古屋・愛知の人は、「言ってる内容で選んだのではない」のではないか、そう思うのです。


 今の日本、戦後自民党がずーっと政権握って、ついこの前民主党に政権を渡すまで、国民の人はなんとなく選挙に対して無力感を感じてきたのではないかと思います。


 自分の一票の重みというものを実際に感じられるような選挙に関ることは、そう多くの人が持つ経験ではないでしょう。


 多くの人は選挙公報を眺めたり、ポスターの印象から投票行為を決める方もいるかと思います。


 今の日本に漂う閉塞感を打ち砕くためには、大胆な金融政策が必要ですが、誰もそれができない。誰も責任を取りたくないから、思い切った政策を実行しない。


 要するに、自分が一切の責任を負うから、日本の現状を打開する政策を打とう!という、胆力のある人物があまりに少ないのが、今の日本の現状ではないでしょうか?


 だから河村市長に、「なんだかよく分からないけど、行動力を感じる。」という人が、一票を投じたのではないか、と想像してしまうのです。


 要するに正しい方向性なのかどうかはさておき、河村市長には胆力がある、と市民の方が判断した結果だと思います。私には胆力というより、個性が強いと映りますが。


 それだけ豪傑と言われるような方が、政治の世界に少なくなった、ということなんでしょうね。皆様はどう思われましたか?