中国漁船監視船310の実態は? | 三木けえオフィシャルブログ「実行力。維新」Powered by Ameba

中国漁船監視船310の実態は?

 皆さんこんばんは。年末も押し迫って参りました。

 さて、中国の漁船監視船、度々尖閣諸島沖に現れては不穏な動きをしております。漁船監視船と聞けば、普通の船かな?と思いますが、どうやらそうではないらしいのはもう周知の事実ですね。



 これは11月20日のこと。さてこの後も何回かこの漁船監視船「漁政310」は尖閣諸島沖で確認されております。

 中国の「南方日報」は、12月6日、中国の領海権を守る重大任務を背負った中国最先端の漁業監視船「漁政310」は東中国海の釣魚島への「処女航海」を無事に成功させ、順調に南海の漁業監視本部、広州の新州港に帰港した。20日以上の昼夜に渡る航行で、漁政310はその使命に恥じることなく果敢に突き進んだ。航続距離は2386海里、釣魚島、黄尾嶼、赤尾嶼など8つの無人島を航行し、巡航面積は2万3380平方キロメートルと釣魚島及び付属の島嶼群を全て網羅した、と伝えています。



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 さて中国では、9月7日の釣魚島衝突事件以後、外交局は厳格に「今後、釣魚島海域に対して、漁業監視船による巡航を常時行い、法を以って徹底的に管理する」と公言した。

 また、漁政310の釣魚島海域での巡航終了後も中国の漁政局は、釣魚島海域などの主要な海域での監視活動及び漁業の安全を確保することに引き続き尽力し、中国の漁政局は漁業監視船の装備や編隊を強化し、更なる巨大な権力を発揮できるようになると言う。関係者によれば「わが国の漁政局は漁業監視船の装備を強化する新たな計画を立てている。3-5年以内にわが国の漁業監視船は飛躍的な強さを発揮するだろう。漁政局の部隊編成も歴史に残るような大飛躍を遂げるだろう。」ということらしい。

漁政310の記録
・ 2010年  3月 6日 「漁政310」湛江海の海浜造船工場にて進水
・ 9月29日 「漁政310」の引渡し式
・ 10月 1日 「漁政310」広州母港周囲を航海
・ 11月16日 「漁政310と201」による漁業監視船編隊が釣魚島海域に進行
・ 11月21日  中国漁業監視編隊、釣魚島の周囲を一周
・ 11月28日  中国漁業監視編隊の巡航範囲、釣魚島海域全体を包囲するまで拡大
・ 11月29日  中国漁業監視編隊、釣魚島海域でレベル9の台風に遭遇するが巡航を強行
・ 12月 6日 「漁政310」初の航行任務を終え、広州に帰港

 なんとも恐ろしい限りであるが、これが日本のマスコミが海老蔵君や何やら分からない騒動ネタで時間を費やしている間に、行われている中国の漁船監視船の強化の実態である。

 果たして日本はこのままで大丈夫なのか?年末を迎えて益々不安に感じるのは私だけではないはずです。