日台関係講演会・西村真悟氏・田母神俊雄氏・三宅博氏・惠隆之介氏 | 三木けえオフィシャルブログ「実行力。維新」Powered by Ameba

日台関係講演会・西村真悟氏・田母神俊雄氏・三宅博氏・惠隆之介氏


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 皆様こんにちは。昨日はエル大阪にて、日台関係講演会の西村真悟前衆議院議員、田母神俊雄前航空幕僚長、三宅博前八尾市議会議員、惠隆之介氏による講演とパネルディスカッションを聴いて来ました。


 なんだか最近西村先生や田母神閣下のお顔をよく見てるなぁ、と自分でも思います。


 田母神さんのお話では、武器輸出のメリットとして、武器を製造し輸出することは、武器を輸出することによってその武器を5年後には動かなくすることも可能で、物質的な武器という物だけでなく、技術支援をすることになるので、輸出する国は輸入する国の国防に大きな影響を与えることになる、実際日本はアメリカから武器を輸入しているが、アメリカの技術支援が無ければ武器も使用できない。これでは日本の国を守るためにはアメリカの無言の圧力に従うしかなくなる。逆に日本が武器を輸出すれば、輸出した先の国への抑止力につながる、ということでした。


 それから、国際法というのは、「やってはいけないこと」を決めているけれど、根拠規定というのは「やっていいこと」を決めている法律。世界の軍隊でこの国際法ではなく、根拠規定で動いているのは日本だけ、専守防衛というのは、敵が拳銃を構えているから「撃っていいかな?」と思っているうちに、相手に撃たれてお終いになってしまう、ということだとおっしゃってました。


 実際戦争はあるんだし、侵略しようとしてくる外国はいるんだし、敵地に行けば死ぬか生きるかなんだから、そこを否定するようなところから始めても仕方ないですよね。


 実際にもし尖閣諸島が中国に取られたら、台湾が中国のものになるのは時間の問題だと私は考えています。台湾海峡が中国の海になれば、日本の船は航行が危険な状態になり、輸入物品を運ぶためにかなり迂回をしなければならなくなるでしょう。


 田母神さんのお話では、戦闘機は500キロ出て帰って来れますが、これは戦闘をしなければという前提の元であり、もし戦闘をするのであれば、燃料は旅客機の10倍は必要になってくるから、空中給油をしなければならなくなる、ということです。もし中国が尖閣諸島を手中に収めれば、台湾は十分射程距離内です。(尖閣諸島は日本より台湾に近いのです)


 もし仮に中国が空母を持てば、日本は防衛の為に、日本も空母を持たざるを得なくなるが、中国は5隻の空母の建設を予定しています。


 中国は漁船監視船(と言う名の軍艦改造船)を尖閣沖に常時常駐させるらしいですが、いよいよ日本も自国を守るということはどういうことなのか、真剣に考えなければ手遅れになりそうです。


 続いて惠さんのお話です。日本の中で基地が沖縄に78パーセント集中している、というのはデマゴーグです。米軍専用施設のみだと確かにそうですが、自衛隊基地で考えると24パーセントです。沖縄の我々は、決して戦争の被害者ではない。自分のおばあちゃんも言っていたけれど、祖国の防波堤となったという誇りを持っています。


 沖縄は唯一の地上戦と言われているが、それは嘘だ。南樺太もそうだった。


 最近沖縄は元々琉球王国で、日本が侵略支配したというような報道がなされているが、琉球王国は原始共産主義で最後の王は人々から搾取ばかりするので嫌われていました。


 これから沖縄の若い人たちに歴史の真実を伝えていかなければならない。とおっしゃってました。


 西村先生のお話は主に台湾のお話。台湾は我が日本の自衛権の範囲である。台湾を断じて無視してはならない。蛍の光の歌詞で今は歌われていないが、戦中まではどこでも歌われていた歌詞は「千島の奥も台湾も八島のうちの守りなり」と歌われていた。蒋介石は台湾人を3万人以上殺したが、それは日本人を殺したのと同じである。今こそ日台関係を強化し、中国に対抗するべき、とのお話でした。


 そして尖閣の衝突ビデオを公開しない管内閣。なぜか、中国は日本にビデオの公開をさせないことで、その間にアメリカで「尖閣において中国は日本の軍艦に追いかけ回されていじめられている」ということを吹聴しようとしていたとのこと。まるで戦時中の情報戦争そのものです。


 まだまだ書ききれないほど、有意義なお話をたくさん聴けて満足して帰って来ました。


 最後にご自分もたくさんの意見や主張を持ちながら、素晴らしいコーディネーター役に徹しておられた三宅先生に敬意を表します。


 三宅先生は「他の皆さんは猛士やけど、自分は癒し系やねん。(どこが?!)」と恐ろしく笑えない冗談を言ってはりましたが、本当にありがとうございました。