初めての東京街宣 | 三木けえオフィシャルブログ「実行力。維新」Powered by Ameba

初めての東京街宣

 初めて東京で街宣したのが、実は今年の4月17日。外国人地方参政権に反対する国民集会に参加した後の街宣活動でした。

 だから、私の初めての東京街宣は「外国人地方参政権反対」の演説だったのです。

 その時は初めての東京ということもあって、前日に演説の内容について自分なりにまとめていましたので、そのメモ書きをここでご紹介致します。


「外国人地方参政権について、これは明らかに憲法違反ですが、次の三点について皆様にお話ししたいことがございます。

 まず一つ目には特別永住外国人についてであります。日本には特別永住外国人と一般永住外国人がいて、特別永住外国人は約40万人、一般の永住外国人は51万人と言われています。

 特別永住外国人とは、戦前から日本に在留する人々とその子孫である、在日韓国人と在日朝鮮人の方々のことであります。そしてこの特別永住外国人と地方参政権の問題の根本には歴史的問題があると言われています。歴史的経緯があり現在、日本に住んでいる特別永住外国人が強制連行されて来た人々やその子孫だというのは、歴史的事実に反しています。

 昭和二十年の敗戦当時約二百万人いた在日韓国人・朝鮮人の人々はGHQの積極的支援により、昭和23年までの間に、約140万人が帰国していて、残ったのは戦前から日本に生活基盤のあった人々だと言われています。

 そして強制連行という言葉も間違っています。これは戦時中の徴用や徴兵のことであり、しかも昭和34年の朝日新聞には、日本政府が一々日本に残った60万人に聞き取り調査をした結果、徴兵を受けて日本に来て戦後日本に残った韓国人・朝鮮人は245人であった、ことがはっきりと記されているのです。

 つまり、この在日コリアンと日本のこういった歴史的問題についての発言をタブーとし、はっきりと日本の立場、見解を示してこなかったことがより問題を深刻化させ、そしてここで帰化により国籍取得無しに特別永住者に地方参政権を付与することは、民族的アイデンティティーの溝を深めるだけであって、何ら解決の糸口にはならない。

 日本政府は日本の為に、自らの立場を明確にし、特別永住者の方々が参政権を得る道は、国籍取得だけであることをはっきりと示すべきです。そしてもちろん国籍取得の際には日本という国と運命共同体となって頂くことを宣誓してもらわなければなりません。

 そして地方参政権の問題だけではなく、日本は日本人の子供達の為に、いつまでも加害者であり、日本人が差別的な人間だという内外からの主張にははっきりとノーと言わなければなりません。


 次に一般永住外国人51万人に地方参政権を付与することについての問題点であります。そのうち在日中国人14万人、ブラジル人11万人、フィリピン人7万人、韓国・北朝鮮5万人です。平成10年に永住許可要件が大幅に緩和され、在住20年が在住10年に短縮されました。

 この結果10年間で一般永住者は10年間で5倍になりました。今後はもっと激しい勢いで一般永住外国人は増え続けるでしょう。

 ここで一番の問題は中国という国がどういう国か、ということです。全中国人は中国本土で選挙権を持っているでしょうか?答えはノーです。何故ですか?答えは簡単です。中国が一党独裁の共産主義国家だからです。中国人は中国政府の言うことに忠実に従うのです。

 例えば地方議員を一人当選させようと思ったら、対馬では700票足らず、石垣島では800票足らず、与那国島では130票で当選してしまいます。沖縄の名護市長選では1588票差、与那国町長選ではわずか103票差です。中国という国は国策として日本に大量に中国人を住まわせるでしょう。そのような人達に日本の大切な地方参政権を付与することは外交面でも防衛面でも中国の為になることはあっても、日本の国の為になることは一切ありません。

 私達は中国という国がチベットやウイグルをどのようにしてきたか知るべきです。ダライ・ラマ法王の公式サイトにはチベットの文明がいかに破壊され、人々がいかに虐殺され拷問されているか、はっきりと書いてあります。そして世界は今、この人権侵害に対して一様に沈黙をしているのです。


 そして三点目最後に申し上げたいのは、民主党政権に対する問題点です。民主党は外国人地方参政権を特別、一般永住外国人の区別なく、又国民的議論にも耳を貸さず、憲法に明らかに違反することを、政府提案しようとしています。

 民主党は日本の国の為の政党なのでしょうか?このような政党に日本を任せておいていいのでしょうか?

 私達は選挙権の行使によって日本の国の為に正しい選択をしようではありませんか。この愛する日本の国を、日本の子供達の未来を守る為に。」


 というような内容でございます。とても緊張して話したのを覚えています。

 今日は最後に少しばかり堅い内容となりましたが、ご容赦下さいませ。


 それでは皆様、おやすみなさい。明日も元気で明るく頑張ります。