あしたを、夢という名の色に。 -7ページ目

桜が咲く頃。

 



桜が咲く頃になると、少しそわそわする。


そして、


メールを開いてみるけど、


なんとなく、


その先に進めなくて、温かい指先で閉じてしまう。












きっと


君は簡単にメールを返してくれるはずなんだけど、


その、簡単が、


その、なんだかね、


簡単が、嬉しくなくて。











たまには、困るくらい、


私をそばに置いててよ。


それから、困るくらい、


ずっと私を見ていてもいいんだよ。











桜の見頃は、もうそろそろらしいよ。


君も、見上げるかな、あの花の色を。


君の眼に映る、あの花の色を、私は、


いつも、


この胸で、温めている。











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