つくしや桜のつぼみが芽吹き始め、春を感じられる今日この頃。かねてから、
行ってみたかった櫛形山脈の縦走に出かけてきました。
櫛形山脈は日本一小さな山脈として有名で、胎内市に存在します。
ただし、今回は一人旅だったため、登山口から下山口まで交通機関を利用し
なければ戻ってこれません。タクシー利用の他無いため、やむなく折りたたみ
自転車を出動させました。
予想に反し、例年以上の残雪で(山頂付近積雪 60から100cm)、縦走するの
に、大変苦労しました。そんな、冬山珍道中を紹介します。
中腹付近では看板が埋もれ、そして、当然のことながら、この時期、登山者も
いなく、足跡の痕跡が無い上、ブナ林の群生で、目標とする山頂を見失いなが
ら、3回も遭難してしまい、とても孤独な旅でした。また、中腹では、北風も強く、
戻ろうとしても3時間以上を要するため、遭難しないよう、最善の注意を払いな
がら、一歩づつ前進しました。
長靴には雪が容赦なく入ってきて、指の感覚が寒さで麻痺する中、足が雪山
に埋もれ、足が抜けなくなるいことも茶飯事でした。
道なき道を一人で、突き進む。精神的にも強くなって戻ってこれたと思います。
唯一、助けられたのは、ルート案内をしてくれる木に結ばれた赤いリボンの存
在です。見つける度に、ホッと安心できました。
久しぶりに、冬山の怖さを体感しました。とても、寒くそして孤独でした。
今回は教訓ばかり残る旅でした。雪山をなめると大変な事になります。
この旅の歩数は2万5千歩(ほとんどが長靴)+6kmのサイクリング、体が悲
痛を訴えているが、なぜか清々しい気分になりました。
話は変わりますが、これから、櫛形山脈縦走を一人でご計画されている方も
いると思いますので、何点かアドバイスさせて頂きます。
1点目
折りたたみ自転車で移動される場合、5月以降であれば、関沢登山口まで車
で移動できるため、関沢登山口を下山場所に選ぶと、自転車移動がほとんど
下り道で済み、移動が楽です。自転車移動距離は9km前後だと思いますが、
1時間程度あれば移動できます。また、国道7号線にはコンビニがあり、調達
に便利です。
2点目
登り口は白鳥コースを避け、宮ノ入から登られることをお勧めします。
白鳥コースは沢登りが約1km続きます。また、道が確保されていない上、川
の中を歩かなければならず、靴はビショ濡れ。また、沢には看板が無いので、
不安になります。なぜなら、沢は急斜面が多く登山ルートとしては適していな
いからです(登山経験者であれば、沢登りは違和感を感じるはず)。
この白鳥ルートは登山口の案内看板でも迷いやすいと明記されているにも
関わらず、現地には看板がありません。(←胎内市の整備不足)
3点目
この積雪量から考えると、今年の縦走は5月の連休くらいからがベストコン
ディションになると思われます。
所要時間
関沢森林公園 8:15 → 白鳥コース入口:8:50 → 鳥坂山:10:30 →
櫛形山:14:30 → 関沢森林公園15:30
白鳥コースで道に迷い、20分のロス。中腹でも3回遭難したので、30分のロ
ス。雪道で足をとられ、約30分のロス。関沢登山口までの車移動が積雪の
ため、できず約20分のロス。合計、約100分、余計に要しました。よって、差
し引くと、6時間あれば、十分に縦走できるものと思われます。
(あまり参考にならなくてスイマセン)