艱難(かんなん) | 二文字熟語

二文字熟語

漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

wむかつき 艱難(かんなん)

 私が幼い頃の記憶です。

 母親がよく言っていた“艱難辛苦(かんなんしんく)という言葉を思い出します。艱難(かんなん)ですが、“艱(かん)“とは、難しくて動きがとれないこと。また、“難(なん)“は、安易に進めない、苦しみ、災い等を意味します。すなわち、艱難(かんなん)とは、難しくて身動きがとれないほどの苦しみや困難。

 

 人生の厳しさを、艱難(かんなん)辛苦という言葉に置き換え、これから世の荒波に立ち向かうであろう、私たち兄弟姉妹に向かって、これからの生き方を教え諭されたような気がします。


照れ照れ心
 艱難辛苦は生活苦のみならず、様々な軋轢や精神的な苦しみも有るでしょう。

 私達は果たして、そうしたものをシッカリと受け止め、乗り越えて来たのでしょうか。

 人生は遠き道を重き荷を背負いて行くが如し、と言います。その先には、人間としての魂の向上を感じたい。

 

 

 

 

★次はnoteに整理し直したモノです。ご覧頂ければ幸いです。