艱難(かんなん)
私が幼い頃の記憶です。
母親がよく言っていた“艱難辛苦(かんなんしんく)という言葉を思い出します。艱難(かんなん)ですが、“艱(かん)“とは、難しくて動きがとれないこと。また、“難(なん)“は、安易に進めない、苦しみ、災い等を意味します。すなわち、艱難(かんなん)とは、難しくて身動きがとれないほどの苦しみや困難。
人生の厳しさを、艱難(かんなん)辛苦という言葉に置き換え、これから世の荒波に立ち向かうであろう、私たち兄弟姉妹に向かって、これからの生き方を教え諭されたような気がします。
艱難辛苦は生活苦のみならず、様々な軋轢や精神的な苦しみも有るでしょう。
私達は果たして、そうしたものをシッカリと受け止め、乗り越えて来たのでしょうか。
人生は遠き道を重き荷を背負いて行くが如し、と言います。その先には、人間としての魂の向上を感じたい。
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