今日は、成長(せいちょう)という言葉です。
近所の公園で、子供を抱いて散歩している若い父親らしき人の横を、すれ違いざまに私の方から挨拶をし、“お子さんは何歳くらいですか?”と尋ねたところ、“1歳半です”と教えてくれました。私の子育ての記憶など、遠い昔に置いてきましたので、思わず“1歳半で、こんなに大きくなるんですか!”と驚いてしまいました。子供の成長(せいちょう)は速い、と今更ながら感じた小さな出来事。
さて、成長(せいちょう)ですが、成(せい)は、物事を成し遂げる、成り立つ、育つetc.の意味があります。また、長(ちょう)は、長い間、とこしえに、伸びる、責任者、年長者etc.の意味があります。すなわち、成長(せいちょう)とは、時間をかけて物事を成し遂げる、あるいは育ち成熟するという意味なんでしょう。
人生の流れゆく速さは、生まれたばかりの赤ちゃんにも当てはまり、大人に成長するまでの間は、長いようで短い。光陰矢の如しの時間を送っていくのでしょう。