秋麗(しゅうれい) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

虫食いもみじ梨
 今日は、秋麗(しゅうれい)という言葉です。

 昨日は、千葉県の八千代市というところに行ってきましたが、千葉と言えば全国一の梨の産地。八千代市も梨で有名なところ。今朝のTVでは、房総の横芝町の梨園の紹介がありました。梨の種類は10以上はあるそうですが、例えば、幸水、豊水、二十世紀など沢山ありますが、今朝、TVで紹介されていたのは“秋麗(しゅうれい)”という品種。大きさは500g~1kg。とびきりの味だといいますが、是非一度食べて見たいものです。

 さて、秋麗(しゅうれい)ですが、秋(しゅう)は、四季の一つ、あきetc.の意味。この言葉、“危急存亡の秋”等と使えば、事に当たっての大事な時、を意味することもあります。次に、麗(れい)は、形が整って美しい、立派、麗しいetc.の意味となります。梨に銘々された秋麗(しゅうれい)という二文字からは、秋の季節に麗しく実を結ぶ特別な梨をイメージできます。

梨ハート
 実は、昨日買ってきたのは、ちょっと大きめの幸水。みずみずしいのがよく分かる重さ。季節の果物は、なんだか身体にも良い気がします。