入門(にゅうもん) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

凱旋門スキップ
 今日は、入門(にゅうもん)という言葉です。

 すべての分野に精通している人なんていない訳で、勿論、凡人の私も例外でなく、精通している分野など一つもないのが現実です。それだけに、何か始めようとすると、選択肢は数限りなくある訳ですが、最近チャレンジを始めている事柄の一つは“和歌”。入門(にゅうもん)書を3冊も購入し、地道に努力を重ねています。ただ、こればかりは私自身の日本語に対する素養を高めるという、地道な努力を重ねる以外には道はないと、日々、研鑽に努めているところです。

 さて、入門(にゅうもん)ですが、入(にゅう)は、ある範囲の中に入る、取り入れるetc.の意味です。また、門(もん)は、一つの学問などに進むための通路、家柄、学問の系統etc.を意味します。すなわち、入門(にゅうもん)とは、ある種の学びの世界に飛び込む等の意味になるのでしょう。

御所車ハート
 “和歌”と言えば、日本の古典文学です。その昔、醍醐天皇の命により、その時代の第一人者が優れた和歌を集めた編纂作業が開始され、平安時代以降、長い年月をかけて、実に、二十一の和歌集が誕生したといいます。その最初のものが、学校でも習った「古今和歌集」です。この中には、恋の歌がたくさん収められているそうですが、和歌の学習を行っていく中で、古典文学の世界も堪能できそうです。