論理(ろんり) | 二文字熟語

二文字熟語

漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

考え中話す
 今日は、論理(ろんり)という言葉です。

 私達の世の中は、矛盾だらけ。昨今話題に乗ることが多くなった、日本国憲法に関する議論もそう。戦後70年、主要国で一度も憲法改正が行われていない国は、日本だけである。時代の変化に即応しなければならない課題も多いだろうに、後生大事に、この憲法を不磨の大典のように守ってきている。さて、この日本国憲法、知る人ぞ知るですが、日本の敗戦後、占領軍として日本に乗り込んできたGHQとは、《General Headquarters》総司令部。マッカーサーを最高司令官とし、占領政策を日本政府に施行させた。昭和27年(1952)講和条約発効により廃止された。
 要するに、日本を占領した占領軍のこと。この占領軍が、日本の占領政策を憲法の形でとりまとめた(=国際法上は違反行為らしいが)のが、現在の、日本の憲法。実態は、占領基本法ともいえるものです。この憲法の中の9条では、戦争放棄をうたっています。要するに、日本が、他国から責められても自国の力では国を守れないように日本国の手足を縛る、侵略者を導きいれるようなおかしな規定だとも言われています。自衛隊は、そういった論理(むじゅん)の中で、日本防衛のため、設立された、実質的な国防軍です。


 さて、論理(ろんり)ですが、論(ろん)は、物事の道理を述べる、意見・見解etc.の意味です。また、理(り)は、すじめ、宇宙の本体、おさまるetc.の意味です。即ち、論理(ろんり)とは、物事の法則的なつながりの事を意味するようです。宇宙の根本原理でしょうか。

クローバー陸軍自衛隊
 憲法に関しては、私は、改憲論者。あるいは、自主憲法制定論者。いずれでもあります。何故かって?それは、現在の憲法の内容の良し悪しもありますが、制定の経緯が、占領軍による“日本国占領基本法”であったからです。他国を占領していくための、さまざまな仕掛けがこの中には、うめこまれています。その典型が、戦争放棄。日本だけが戦争放棄をしても、侵略国家は、武力で乗り込んできます。こんな状況は、素人でも分かる事。憲法9条信者・・という言葉もありますが、現在の憲法のままでは、日本国は滅びる。