身内(みうち) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

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 今日は、身内(みうち)という言葉です。

 身内(みうち)と言えば、私の妻や娘はもとより、親兄弟、親戚、等血縁・地縁関係者も含めて結構幅色いと思います。私の身内は、親戚という意味では、私の故郷の静岡県・富士市に多く住んでいます。私の親の関係の親戚も勿論、私の兄や姉妹も、富士市内在住です。最近では、私の2人の娘の相方も一応、身内ということになるのでしょう。長女は結婚してますが、次女は、まだ婚約状態。身内が大勢いた方が、何となく安心感もあるし、集まった時の賑やかな空気も楽しいものがあります。

 さて、身内(みうち)ですが、身(み)には、自分、心と体を合わせたその人の全体的な状態、人が社会生活に占める位置etc.結構難しい意味があるようです。また、内(うち)は、物の包み込まれた内側、何らかの限界、ある範囲の中、特定のものの内部etc.のような意味があります。従って、身内(みうち)とは、地縁や血縁で囲い込まれた自分を中心とした人々の集まり・・そんな意味になるのでしょう。言葉を変えれば、親類や親類のように親しい人たちの事でしょう。

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 私はもともと大家族の中で育ちましたが、どちらかと言えば女系家族で、7人の兄弟姉妹の内、男は、私と私の兄だけ。残り5人は全て女で。産まれた順番でいえば、私は、上から5番目。私の下には2人の妹がいる、そんな家族構成です。賑やかな家庭で育ったと言えば、楽しそうですが、戦後の厳しい時代の中で、7人の子供を育て上げた両親の力に、大いに感謝し、毎朝、自宅を出る際には、仏壇のお水を変え、お礼の言葉を述べるのが日課になっている私です。