自衛(じえい) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

陸軍ジャパン
 今日は、自衛(じえい)という言葉です。

 安倍政権になっていから、集団的自衛(じえい)権や憲法改正論議が活発になっていますが、これは現在の日本を巡る安全保障情勢を鑑みれば当然の事でしょう。北朝鮮は核開発とミサイル開発で日本の大きな脅威であり、もっと大きな脅威は、現実に、相当数のミサイルを日本に向けている中国。また、韓国は、第二次大戦後に日本の国力が疲弊している隙に、李承晩ラインを一方的に引いて、竹島を不法占拠したままの状況が続き、同時に、歪曲された歴史を信じきった韓国人による反日活動が欧米で展開されています。この3国の状況は、わが国の安全保障上、大きな問題であり、平和憲法下で戦争放棄をしているわが国であっても、自国の防衛は放棄しているわけではありません。自国防衛の軍備、法整備、国民の防衛意識の醸成は、欠かすことが出来ないものとなっています。このような中、自衛隊の活躍の舞台は、どちらかと言えば天変地異などへの災害救助が大きな役割となっています。左翼である民主党副幹事長の輿石氏、また山梨県知事の横内氏は、いずれも反自民的な思想家と思います。その証拠に、今回の豪雪被災に当たっても、自衛隊の出動要請が大きく遅れ、被害を拡大させてしまっています。何故か、民主党は、自衛隊の動きが遅いと政府を責めていますが、攻める方向が違いますね。国民は、自衛隊の価値や必要性について、主義・主張にかかわらず、もっと理解を深める必要があります。

 さて、自衛(じえい)ですが、自(じ)とは、おのれ、みずからetc.の意味です。衛(えい)とは、周りにいて防ぎまもる、まもる者etc.の意味となります。自衛(じえい)とは、自らの力で、守らなければならない大切なものを守る、ことです。

いくさ平和
 日本人の誰もが、二度と戦火に飛び込んでいくことを望むはずもありませんが、現実には、中国共産党は、国土拡大の侵略的行為を繰り返しているのも事実であり、わが国は、大きな抑制力をもって、こうした中共の野心を拡大させないよう押さえ込まなければなりません。そのための力が、外交力であり、もうひとつが自衛力の充実強化です。国民の皆さま、日本が、中共や北朝鮮から狙われている事実は嘘でも虚構でもありません。自衛隊に深い理解をもち、他国からの侵略に備える、強い抑制力を保持できるよう、国民一致して応援しましょう。