再会(さいかい) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。


あげびっくり
 今日は、再会(さいかい)という言葉です。

 再会(さいかい)という言葉はGoogle翻訳ソフトで翻訳すると、”再見”と訳されます。ツアイチェンと読みますが、中国語の音からは、なんとなく寂しげな印象をうけるのは、日本語の再び会うという意味ではなく、”また会いましょう”という別れの言葉であるためでしょうか。

 さて、再会(さいかい)という言葉です。再(さい)とは、再び、もう一度、といった意味になります。また、会(かい)とは、あう、出会う、悟る、理解する等の意味があります。再会(さいかい)とは、その文字の通り、再び出会うということです。人生を長く過ごしていると、様々な経験の中で、様々な人達と会います。一度別れて、また、別の場面で再会することも珍しくはありますせん。人の縁というものは、切ろうと思ってもなかなか切れるものではないようです。昨日、一昨日、三重県の某市に出張ででかけてきましたが、その前に、Facebookの中で再会した昔の知人と、恐らく10年振り位の再会を果たしたところです。

HOUHOUにこ
 人と人との縁は”異なもの”といいますが、不思議ですね。会わなかった時間の長さは、再会した瞬間に消え去ってしまう。不思議です。