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こちら地球の代々木より宇宙へ

VASALLO CRAB 75、カナリヤ、ロウミン&バニーボーイと3つのバンドやユニットで活動するミュージシャン・クドウダイスケの地球での活動報告。

今日はバサロのリハーサルだった。

久しぶりのライブに向けて、熱いリハーサルをしてきた。

まず、作ったばかりの「希望の歌」をみんなであわせた。

この曲はオールディーズ調のメロディなんだけど、それをロックぽくやるアレンジにした。

熱くて良い感じだ。

ぶっつけ本番だけど、気持ちがあれば何の問題もなさそうだ。

その他にもライブでやる曲を一通りみんなとあわせた。

震災前と震災後では、音楽をやっていても何か気持ちが違う事に気付く。

とても音楽が、音楽として生きているもののように感じる。

熱というのかな。

ライブが楽しみだ。
しばらく喉の潰瘍でダウンしてたよ。でももう大丈夫。
今週16日は VASALLO CRAB 75 として震災後初のライブだからね。

今日はとても桜が綺麗だったね。
もう春かあ。


昨夜3時ころにシャワーを浴びた後、歌詞のイメージが一気に降ってきた。
それで一曲書き上げたんだ。

「希望の歌」ていう曲をね。
昨日、3月25日、俺は歌った。
震災後初めて歌った。

昨日は本来であれば「青山月見ル君想フ」でVASALLO CRAB 75のライブをやる予定だった。
吉田君がサボートで鍵盤を弾いているAYAというアーティストのレコ発をかねたイベントで、そこにVASALLO CRAB 75も対バンで出る予定だった。
しかし、3月中はライブを出来る状況ではないとの判断で、VASALLO CRAB 75としては出演をキャンセルさせてもらっていた。
しかし前日になって衝動にかられ、そのイベントで何か一曲でも、コーラスでも何でも良いから参加させてもらえないかとお願いした。
そしてAYAのステージで一曲だけ参加させてもらえる事になった。
心を込めて歌ったよ。

実は3月24日の夜にVASALLO CRAB 75はメンバーみんなで会い、今後の活動について会議をした。
そして4月からはライブ活動を再開しようという事になった。

正直、震災があってからしばらくは、とても歌を歌う気分になどなれなかった。
被災者の皆さんに何か出来る事はないかという思いばかりが駆け巡り焦っていた。
募金したり節電したり、出来る事はしたけども、テレビでみる被災者の苦しみを思うと、自分の無力さを感じてはがゆかった。

そして、考えて考えて、いまこの日本で、日本人として俺が社会に何か貢献しようと思ったら、やはりそれは音楽しかないんだと本気で思った。
それは俺がいままでもずっとやってきたこと。
それが社会貢献だなんていままでは思ったこともなかったけど、でもそれこそが唯一俺に出来る社会貢献という仕事だったんだと思った。
もちろん、自分がやってきた事なんて大それた事じゃないし、貢献なんて呼べるような事は出来ていないんだけども、でもほんの小さな力であっても、俺ができることはそれしかないんだと思った。
だからいままでもずっと音楽をやってきたんだと思うし、今こそその成果を発揮して、音楽で人々の力になれる事が出来たら良いなと思う。

家で改めてVASALLO CRAB 75のCDを聴いてみた。
いままでファンの皆さんから頂いた感想で、優しいとか温かいとかそういう言葉を頂いた事を思い出した。
この自分にしか出来ない音楽、自分にしか出せない声で、人々に力なり、安らぎなり、希望なり、勇気なり、癒しなり、何か少しでも心を良い方向にもっていける事が出来るのであれば意味があるのではないか。
音楽には確かに力があるはずだ。
そんな事を考えていたら心から歌いたいと思えてきて、どうしようもなくなった。

実は俺のルーツは岩手にある。
先祖の墓もそこにあり、去年その墓参りに行った。
その時に岩手の宮古市から久慈市までの三陸海岸も1日かけてまわった。
あの美しい光景や人々の事を思い出すと心が痛んで仕方がない。

辛い思いをしている方々がたくさんいる。
復興まではこれから長い道のりだ。
その中で少しでも人々の力になれるような歌を作り、歌う事が自分の使命だ。
いまはそういう風に思うよ。
みんな頑張ろう。