LGBTなどの性的少数者の原因が、家庭環境のトラウマと主張するクリスチャンyoutuberに抗議します。


同性愛や性同一性障害の原因について、クリスチャンの中には、
それらが家庭環境のトラウマであると主張している人達がいます。

このような主張している人達の多くは、海外(アメリカのキリスト教原理主義や韓国のキリスト教)の影響を受けた人が多いように思います・
しかし、彼らの主張にまともな理由はありません。


彼らは、精神医学や心理学の専門家ですか?
彼らの殆どは専門家ではありません。


そしてアカデミズムからも支持されない、相手にされない主張を自分の教団に都合よく説明しているだけです。
その結果、性的少数者に対する無知と偏見、差別を平然と行っているのです。


アメリカに現在でも存在する同性愛者を矯正するコンバーションセラピーを実施する施設の問題点を描いた映画「ある少年の告白」を、先日私は視聴しました。
アメリカでは現在でも、家族に同性愛がいることは、恥であり、恥であるがゆえに、ヘイトが蔓延しています。

そしてそのヘイトが海を超えて、日本にも入ってきています。
正直、差別主義者はいらないし、差別意識は有害無益なので、自分のお国に帰ってほしいとおもいます。


更に詳しい内容については、
youtubeで説明しました。
ご参照ください。

 

 

私が万人救済説を支持する3つの理由

 



万人救済説とはキリスト教の神学の用語です。
キリスト教を信じなくても、神の愛、慈しみによって、最終的には誰もが
救われるという考え方です。

この考え方によれば、
・赤ちゃんの状態でこの世を去った人間
・福音を理解できない知的障害者
・北朝鮮のような独裁国家でキリスト教伝道が禁止されている地域で、キリスト教を知る機会がない人

でも天国に入れることになります。


しかし現代では、万人救済説異端として退ける団が多くあり、マイナーな考え方にとどまっています。



ところが世界的に著名な神学者である
アリスター・E. マクグラス(McGrath, Alister E.)が書いた
神代のキリスト教神学入門という本では、
普遍救済説(=万人救済説)は、考え方としてはアリであり、
キリスト教神学の歴史においても、つよい影響力を持ってきたと説明しております。

さらには、20世紀を代表する神学者のカール・バルトもまた、万人救済説と似た考え方を主張しています。

ですから神学的には、おかしな考え方だとは私は思いません。


更に詳しい内容については、
youtubeで説明しました。
ご参照ください。

 

 

三十年戦争とウェストファリア条約 神聖ローマ帝国の終焉






ヨーロッパは17世紀の危機と呼ばれる困難な時代になります

  • 凶作
  • 不況
  • 疫病
  • 人口の停滞

などに見舞われますが、中でもドイツの危機は深刻でした

16世紀に始まった宗教改革が大規模な宗教戦争へと変貌したのです
1618年から48年にわたって続いたこの戦いは30年戦争と呼ばれます
この戦争の結果、戦場となった神聖ローマ帝国は衰退し崩壊へと向かいます

では30年戦争とは何をめぐる争いだったのでしょうか

まずは2つの対立軸を確認しましょう

  • 一つ目は旧教カトリックと新教プロテスタントの信仰をめぐる対立です
  • 二つ目はともにカトリック教国であるフランスのブルボン家とスペイン系のハプスブルク家によるヨーロッパの覇権を巡る対立です

30年戦争には進行をめぐる対立とヨーロッパの覇権をめぐる対立が混在していたのです

これをふまえ戦いの過程を4つの段階に分けて順に見ていきましょう

30年戦争は現在のチェコに位置するベーメンで始まりました
旧教の矯正に怒ったプロテスタントの民衆がカトリックの死者を城の窓から投げ落としたことが争いのきっかけになりました


これを受けイギリスとオランダの支援を受けた新教国デンマークが新教徒を助けるために参戦しました
しかし旧教側の傭兵隊長ヴァレンシュタインに撃退されます
続いて新教国スウェーデンが参戦しました
スウェーデンの国王グスタフアドルフは自ら出兵しヴァレンシュタインと死闘を繰り広げました

この時旧教国であるフランスは秘密裏にスウェーデンを支援していました

ここでフランスは宰相リシュリューの元スウェーデンと手を結びました
ハプスブルク家を撃ちフランスの体制を確立するために同じカトリック教国と戦うことを選んだのです
30年にもわたるこの戦いはドイツを荒廃させ1648年のウェストファリア条約で集結しました

ウェストファリア条約では

  1. アウクスブルクの和議が再確認されまたドイツ諸侯にはほぼ完全な主権が認められることになりました
  2. ハプスブルク家の勢力は後退し、
  3. フランスはアルザスやロレーヌなど
  4. スウェーデンは北部の西ポンメルンなどを獲得しました
  5. さらにオランダスイスの独立が正式に認められました


これらにより神聖ローマ帝国の権力は失われたためウェストファリア条約は神聖ローマ帝国の死亡証明書も呼ばれています
こうして中世封建国家は崩壊し時代は主権国家が国際政治を担う主権国家体制へと向かうのです