1年前の6月30日。
新潟県のラジオリスナーの多くが涙で迎えた日でした。
約20年間、新潟を拠点に多くのラジオエンタテインメントを提供してきた「FM PORT」が停波した日です。
私も、最終日の特別番組をすべて聴き、日付が変わって79.0Mhzから音が出なくなった瞬間に立ち会いました。あの日は雨でしたね。
FMPORT79.0(新潟県民エフエム放送)は先程役目を終え新潟の歴史から去ることになりました。
— FMPORT79.0【公式】 (@fmport790) June 30, 2020
全ての思いを140字で表すことは到底できません。
19年6か月お聴き頂いたリスナーの皆様、
そして応援頂いた皆様本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/NKhfElUPOm
そして、NGT48ファンにとっては、2015年10月から2019年3月まで、FM PORTで土曜9時から放送されていた「PORT DE NGT」を忘れるわけにはいきません。
arareさんがナビゲーター。毎週3人のメンバーを迎えて、さまざまなコーナーを展開しながら、メンバーの魅力を引き出していくような番組でした。
時間も、NGT48のレギュラーラジオ番組では最長の1時間番組だったので、たっぷりメンバーの声やNGT48の楽曲を楽しめました。
私が聞き始めたのは、本格的にNGT48を応援するようになった2017年6月の沖縄総選挙あたりで、おぎゆかやきたりえたちが凱旋放送(笑)をしたときでしょうか。
以来、気付けばほぼ毎週チェックするようになっていました。
当時は土曜夜に高速道路を走る機会が多かったので、カーラジオでわざとその時間に合わせて聴いていたくらいです。
ところが、2019年3月30日、最終回を迎えます。
最終回の放送は聞きましたが、ほとんど覚えていません。
でも、arareさんは、続けるつもりだったのだと思います。
翌週からはじまった「PORT DE MAX」は、arareさんと島村仁さんがナビゲーターとなって、K-POPや新潟公演を行ったSKE48メンバーをゲストに迎えたりして、「あたためていました」。
しかし、この番組も、6月末で終了。
MAXとは「Maxとき315号」のことだったといいます。
再び朱鷺のように舞い戻ってほしい、という気持ちをこめての番組名だったと思いますが、その願いも潰えてしまいました。
最終回の、ひっそりとした劇場前でのarareさんの涙ながらの声を忘れてはいません。
このころが、私にとっても、一番辛い時期でした。
でも、いつか、また、戻ってきてくれると信じていました。
1年経ち、ようやく、少しずつ活動が戻ってきたところで、停波の報道。
時あたかも、コロナ禍で世界混乱がはじまり、劇場公演ができなくなってしまったころ。
PORT DE NGT の復活が永遠になくなったことを意味していました。
放送最終日は、1期生を中心に、メンバーがたくさん感謝のTweetをしておりました。
みんなにとっても、心のよりどころ、素敵なお仕事の場だったことが分かります。
そしてまた1年経ち。
FM波で再び、NGT48の冠番組が始まります。
NGT48の「えっさこいさ」RADIO
FM新潟 7月5日(月)21:00~21:25
(AuDee対応)
本日、情報解禁され、初回放送は、みはる、みゆみゆ、はるか村の3人!
FM-NIGATAさん
— 奈良未遥 (@piyomi48) June 30, 2021
「NGT48のえっさこいさRADIO」
7月5日(21:00〜)
初回放送は
はる、みゆと私で出演させていただきます📻
どんな番組なのか??どんな雰囲気なのかどんなラジオになるのかお楽しみに!!
とっても嬉しいです◡̈
お聴き逃しなく!!#NGT48 #えっさNGT #fm775 pic.twitter.com/iO1qDnzfgR
FM新潟では2年3ヶ月ぶりのレギュラーラジオ番組。
考えてみれば、一度なくなったレギュラー番組が「復活」するって、とても珍しいことだと思います。
また、あのわちゃわちゃなラジオが楽しめるかと思うと…
最後に。PORT DE NGT をつくってくださったarareさんはじめ、当時のスタッフの皆さん。
今更ではありますが、楽しい放送をありがとうございました。
これからはじまる新しいNGT48のレギュラー番組を温かく見守っていただければ幸いです。
既にはじまっている、BSNラジオの「ひなたまつり」同様…
新潟のラジオに、NGT48が不可欠な存在、といわれる、その日まで。