こんにちは。
5月の中旬に春イカ狙い釣行時のレポートになります。
初日は西伊豆の沖堤防に朝1で下ろして貰いました！
船から降りて、速攻でウキ釣りとヤエン。
アジをセットしてぶん投げ。
うん、良い感じ。
その後急いで胴突き仕掛けを短竿にセット。
道中、釣具屋で購入したオキアミを付けて壁際直下真下まで急降下💨
ナス型錘が着底したと同時に魚のアタリが竿先を叩く。
上がって来たのは大きなベラ。
...こんな大きいベラ初めて釣りました(笑)
その後も小さなカサゴが連発するも全てリリース。
今日はキープサイズの根魚は少なそうだな～。
５時過ぎに渡して貰い、現在６時過ぎ。
丁度良い感じのサラシがこの後日本列島に迫る台風の影響か、堤防に隣接している磯ZONEに確認。
まだ時間はあるのでヒラスズキでも狙おうと思い持ってきていたエギングロッドに手持ちのメタルバイブをセット。
8.6ftのエギングロッド
LINEはpe0.8
リーダーはフロロの3号
ルアーはキャスティングで安くなってた中古エリアのもの
超絶即席ラーメンもビックリのセッティングだが、そもそもヒラスズキ自体希少な存在なのでバイトは無いだろうと。
しかし渡船の船長の話だとサラシが出ている時の西伊豆沖磯、沖堤防はヒラスズキがかなり濃いと言う話を以前に聞いた。
ものは試しである。
磯の先端付近に立ち思い切り遠くへキャスト。
中層付近を巻き。
ルアーが岸際に近づくにつれてバイブレーション特有の振動が手元にダイレクトアタックしてくるのを感じる。
「ﾄﾞｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ」
手前の大きなサラシの中を通過させて、より大きくなったバイブレーションの波動をうおー！って感じていた次の瞬間
「バゴォォォッッ！！」
丁度磯際、
残り30cm迄の短いピックアップ寸前のところのルアーを60cm程の銀色の巨体がルアーに食らい付き一瞬暴れていた！
「あっ」
そう思った次の瞬間にルアーは外れ。
だがただならぬ一瞬の強烈な引き。
そこらの魚にはない重さとトルク。
これが、、、
ヒラスズキかッッ！！
ここで軽く後悔、
こんなことならもっとちゃんとしたタックル持ってくれば良かった...😱
そこからはまあ当たる当たる。
コースを変えてキャストすればほぼピックアップ寸前でバイト。
一回しっかりとフッキング。
しかしヒラスズキのパワーに押されスナップ付近のリーダーごとぶっち切られ。
バイブレーションが...。
スナップを付け直して違うルアーで挑むもアタリがいきなり0に。
バイブレーションは失くした1個しか持ってなかった😵
他のミノーやVJやらを投げるも全く反応無し。
不思議だなぁ～。
諦めて磯側から堤防に戻る。
そこからは可もなく不可もなく。
潮も伸びてるし。
途中いきなりヤエンで泳がせていたアジを丸のみして何かが走り出した。
最初イカかと思ってラインが出ていく様子を見ていたがおかしい。
新規に巻き直したナイロン3号200mほどがもう半分は放出されている。
違和感に気付き急いで合わせ。
その瞬間から更に加速、強めに締めていたドラグがグングン出される☺️
これ完全に青物か何か、しかもデカイっ！
しかし止まらなすぎる❗️
んああああああっっ！！！
(^-^;
ダメでした...😂
結局最後まで出され続け全てのラインを持ってかれました(爆)
14時になり磯上がり。
他の人はキビナゴとルアーでヒラスズキ6匹ずつ出てたとの事でした。
やっぱり濃いんだね😃
途中お腹が空いたので立ち寄り。
何だか凄い風味を感じる。
そして美味しそうなメニュー。
いか様丼購入し10分程で着丼。
これは期待出来そうな✨
いざ実食。
美味しい❗️
これは中々に身体に染み渡る⤴️
食べ終えプラプラ。
隣のとこには伊勢エビやらなんやら。
やっぱりこう見ると伊勢エビって高級魚なんだなって。
いつも何となく茨城で釣ってるけど再認識w
そこから少し車を走らせ南下。
またこの前と同じ石部漁港に。
そこで先にヤエンをしていたおっちゃんと仲良くなり。
ヤエン、エギングアオリイカ...。
全ての知識と経験が自分の10倍はインプットしてそうな方でした。
また1人、師匠が増えました。
その方と話して一番自分に影響あったのが
・イカがアジを抱いたら竿は上に上げない。イカにも補食していたいレンジ(層)がある。
みんなヤエンでもウキでもすぐに竿を動かしたり上下動し過ぎ。
その違和感でイカは離す。
竿を横にしてずっと同じレンジを巻いて来る。
イカが走ったらドラグ出して行かせてあげる。
イカと会話して寄せてこないとダメ。
めちゃノウハウ叩き込まれました。
そう言ってる間にヤエンで2杯夕方にサクっとあげてました。
神でした。
夜になり、自分のヤエンにも反応が。
ガッツリイカが食いついていたのでそのおっちゃんに一緒に竿を取って貰って教えて貰いました。
自分が竿を握りながらおっちゃんも後ろから握ってサポートしてくれる形。
するとビックリ。
本当に一定のレンジを意識してイカとやり取りするとめちゃすんなり寄ってくる。
しかも離さない。
「イカだと分かった瞬間にヤエンは投入して良い」
そう言われたのでヤエン投入。
そこからが更に凄い。
自分が全く謎だったヤエンの到着までの所作と感覚を全て手に取るように把握していた。
「そろそろヤエンイカに着いたから合わせるよ」
えーーー！！？
マジでワカラナイ。
凄すぎるwww
ドラグを締めて竿を横にスライドさせるみたく小さなモーションで合わせればOKとの事で。
スッッッッ。
グイン。
しっかりと感じるイカの重み。
そこからどうすれば？！
師匠がドラグを少し緩めて対応。
しかしここでうっかりミスッ！
ドラグを締めながらも巻き続けなければいけなかったが、少しリーディングを止めてしまった！
その間にイカが針から取れてしまった。
一気に軽くなる竿先。
「残念だったね～捕れるイカだったけどしょうがないねぇ」
自分も残念。
しかしここで教えて貰ったコツが後程活きるとはまだ実感してなかった...。
おっちゃんには別れを告げて。
「またいつでも来て。ヤエンでも何でも教えてあげるよ🙆」
感謝でしかない。
そこから沼津の東横INNまで2時間運転。
これが中々に睡魔との戦いでキツかった。
チェックインしてガン寝。
次の日は朝８時起床。
朝食ビュッフェを頬張りいざ出陣。
いつもの所でアジを購入。
15あれば足りるっしょ。
その日はいつもの堤防へ。
ここは大体昼は人居ないから楽。
ヤエンとウキ1本ずつ出して待ってると雨がポツリポツリ。
急いでカッパに着替えてヤエンの竿をあげるとそこには大きなエソ。
20いかない程のアジを丸飲みするとは。
その後も珍客が。
ヤエンのラインがイカとは違ったピッチで出ていく。
しかもなんか沖のほうで跳ねてるw
ゆっくり寄せてくるとそこには特大ダツ！
長い。
ここまで立派なやつ初めて見た✨
だがこれはリリース。
元気に帰って行きました(笑)
時間が経つにつれ強まる雨脚...。
カッパの下のインナーに雨水が染みてきたあたりで、遂に待ちわびたアタリが。
ウキが一気に走り出した！
ジィィィーーーーっとドラグを鳴らし走っていく。
そしてウキは水中に沈み込まれた。
そこからはドキドキの鼓動を何とか抑えて待つこと4分。
昨日のおっちゃん(師匠)の教えを守り慎重にイカを寄せてくる。
ゆっくりとそして丁寧に慎重に。
決して急がずゆっっっくりとしたモーションで。
イカが走った時はドラグ緩めて行かせて。
めちゃくちゃ丁寧に寄せて来て、大体岸から15mくらい。
ウキを視認して緊張の一瞬。
ラインを張り竿を横に思いっきり横に合わせる。
乗ったっ！！！
グイングインイカが抵抗するも、少しドラグを緩めながらずっと巻き続ける。
激しくバックした時は巻くのを止めて竿でいなす。
見えてきた！
タモを入れてしっかりと後ろ側から入れる。
ヨシッッッッ！！！
やったーーーー！！
雨に濡れながらも1人しか居ない堤防で恥ずかしながら叫んでしまった(笑)
本当に嬉しい！
3日間ほど追い求めていた念願の1杯！⤴️⤴️
きれいなメスのアオリイカ。
マジで嬉しい。
確かに春イカにしては大きくは無いけれど、手に出来た感動は計り知れなかった。
結局その1杯だけを釣って雨もどんどん強くなるので帰宅💫
計量してみると
800gいかないくらいでした。
そして
パスタにしたり普通に焼いて食べたり。
やっぱアオリイカは美味しいし。
釣りは最後まで諦めてはいけないんだなと。
それではまた。