太陽が月に隠れて大きく欠ける日食を21日に控え、井原市美星天文台の綾仁一哉台長(53)が1日、門田町の県主(あがたぬし)小で日食の仕組みや専用シートを使った正しい観察方法を教えた。天文台は順次、市内全18小中学校の児童生徒約3400人にシートを配布。珍しい天体現象を体験してもらう。
綾仁台長は、児童73人に太陽が細いリングのようになる金環、完全に隠れる皆既、部分の各日食を解説。21日に市内では部分日食が午前6時17分~同8時51分に観察できると話した。
その際、「太陽を直接見ると目を痛める。必ず専用シートを使おう」「安全な場所で見よう」「シートは段ボールなどの厚い紙や板をくりぬいた枠に貼ろう」と呼び掛けた。
国内の金環日食は1987年に沖縄県で見られて以来。21日は関東、中部、近畿、四国、九州地方で観測できる。井原市内は2095年(前回1730年)まで機会がない。
出典:中国新聞