ソフトバンクの携帯電話のCMで、鳥取砂丘で糸電話を使って通話する場面が話題となっていることを受け、鳥取市の市民グループのメンバーら約30人が29日、鳥取砂丘で糸電話の効果を確かめる「通話実験」のイベントを行い、シーンを再現するなどで砂丘をPRした。
CMはトリンドル玲奈さん演じる「鳥取(トリンドル)タダ」が「鳥取はまだ糸電話」と冗談を言い、砂丘で鳥取弁を使って糸電話で話す場面が登場する。
実施したのは、地域活性化に取り組む「砂丘応援団」で、メンバーらは二つの紙コップを合わせると「絆」という文字ができるよう糸電話を作った後、急斜面の「馬の背」近くで、声が届くかを確認。約70メートル離れても相手の声が伝わり、メンバーは「聞こえた」と歓声を上げていた。また、CMの一コマをまねて人を配置し、全員で会話する場面も。
この日の様子は後日、動画投稿サイトで披露し、砂丘のPRに活用する予定で、同応援団団長の真嶋茂さん(61)は「糸電話のように人と人をつないで砂丘をアピールしたい」と話し、参加した鳥取しゃんしゃん鈴の音大使の浜田恵さん(28)は「砂丘の新しい楽しみ方として糸電話が広まれば」と喜んでいた。
一方、鳥取市観光協会はこの日から、鳥取砂丘情報館で糸電話(1組100円)の販売を始めた。50組限定。問い合わせは同情報館(0857・20・2231)へ。
出典:読売新聞