KDDS新4年の赤星です。
4月に入り、代替わりを経てKDDSも新体制となりました。今年度もよろしくお願いいたします。
遅くなりましたが、3月のピアトレの活動報告です。
※ピアトレ・・・ピアトレーニング:同年代の仲間(Peer)同士のコミュニケーションを通じて社会性やコミュニケーション能力の向上を目的とした集団活動です。
今回は代替わりの時期にあたり、活動の企画から当日まで2年生(新3年生)を中心に行いました。
『ターゲット行動(当日のピアトレの目標)』
大きい子:発表をする、よく聞く・適切な応答をする
小さい子:ごっこ遊びをする、自分の役割を把握する
『全体のプログラム』
【小さい子】
①歌とダンス
②おかしをつくろう!(工作)
③おみせやさんごっこ
④おにごっこ(運動)
【大きい子】
①歌とダンス
②ほめ言葉さがしゲーム
③電車をつくろう!(工作)
④なんて言おう?
⑤しっぽとりゲーム(運動)
『活動ごとの詳細』
【小さい子】
①歌とダンス
この活動のターゲット:身体を動かしてほぐす
<活動の流れ>
「さんぽ」の歌に合わせて歌いながら輪になって歩く。
歌が終わったときに床の○印に立っていた子どもに名前を聞く。
<感想>
子どもたちは上手に自分の名前を答えられていました。
②おかしをつくろう!(工作)
この活動のターゲット:おみせやさんごっこで使う「お菓子」を作る
<活動の流れ>
大人にのりとクレヨンをもらう。
のりでお菓子のパーツを貼り合わせる。
クレヨンでお菓子の貼り絵に色を塗る。
<感想>
大人にきちんと道具を借り、上手に絵を完成させていました。
③おみせやさんごっこ
この活動のターゲット:ごっこ遊びをする、役割を理解させる
<活動の流れ>
お店屋さん役とお客さん役に分かれ、お客さん役の子どもがお店屋さん役の子どもや大人の元に買い物をしに行く。
品物は工作で作ったお菓子の貼り絵を使用する。
3回お買い物をしたら役を交代をする。
<感想>
お店屋さんもお客さんも、それぞれ楽しく演じて遊んでいました。
④おにごっこ(運動)
この活動のターゲット:自分の役割を意識する。役割を交代する。
<活動の流れ>
鬼は鬼役、ほかの子どもや大人は逃げる役の目印をつける。
鬼はタッチして逃げる人を捕まえ、その際にバッヂを交換することで役割の交代を視覚化する。
<感想>
回数を重ねるうちにルールを理解し、楽しく遊べました。
【大きい子】
①歌とダンス
この活動のターゲット:身体を動かしてほぐす
<活動の流れ>
「さんぽ」の歌に合わせて歌いながら輪になって歩く。
歌が終わったときに床の○印に立っていた子どもに「好きな○○は?」という質問をする。
<感想>
楽しく身体をほぐせました。質問にもみんなよく答えられていました。
②ほめ言葉さがしゲーム
この活動のターゲット:ほめ言葉のレパートリーを増やして、工作の発表の時に使えるようにする
<活動の流れ>
子どもたちに学生による劇を見せる。劇は学校で工作の発表をしているシーンのもの。
その劇の中でほめ言葉を探してもらい、口頭発表として反応を出してもらう。
劇は2回行い、1回目は通しで、2回目は区切りながら見せる。
<感想>
子どもたちにとって「ほめ言葉」自体の理解や、この活動でするべきことの理解が難しかったようでした。
劇を見る際にはみんな静かに上手に聞けていました。
③電車をつくろう!(工作)
この活動のターゲット:発表する、(聞いている子は)よく聞く、適切な応答をする(発表者の作品をほめる)
<活動の流れ>
電車の車体(紙パックで予め作成)に車輪をのりで貼る。
クレヨンで車体に絵を描く。
完成品をお友達の前に出て発表する。
お友達の作品について褒める(コメントする)。
<感想>
いつものピアトレとは異なって立体を扱う工作でしたが、みんなよく取り組めていました。
作品について発表するときも頑張ったところについて上手く説明でき、聞いている子も発表者の作品についてのコメントできていました。
④なんて言おう?
この活動のターゲット:適切な対応をする
<活動の流れ>
大人たちが前に出ていくつかの寸劇を行う。
途中で劇を止め、登場人物がこれからなんと言うべきか、子どもたちに紙に書いてもらい、発表してもらう。
大人たちはそれを聞いた後、発表してもらった台詞に従って劇を再開する。
その後子どもにも劇に加わってもらい、登場人物の役をやってもらう。
<感想>
ターゲット行動がやや曖昧になってしまいましたが、子どもたちは積極的に劇に挑戦していました。
紙に答えを書いてもらう自由回答の形でも、ヒントをもらいながらもみんな上手に取り組めていました。
⑤しっぽとりゲーム(運動)
この活動のターゲット:結果発表をする
<活動の流れ>
腰にしっぽ(紙)をつけている大人を、子どもが追いかけて背中にタッチしてからしっぽを取る。
子どもには走り回り防止のため、ボールを乗せた紙コップを片手に持たせる。
時間を区切ってゲームを3回行い、その都度どれだけしっぽが取れたか1人ずつ発表してもらう。
<感想>
子ども同士が一斉に競争する活動ですが、衝突などの問題もなく楽しく行うことができました。発表もみんな元気よくできていました。
ルールが一部不徹底だったところがあるので、よりルールが守れるような環境づくりを今後目指したいです。
『全体の感想』
全体および個々の活動のターゲット行動の設定の重要性を再認識させられるピアトレとなりました。
反省点が多々出ましたが、当日の準備などは前回よりもさらに手際よく進められていました。
今後も子どもにとってはもちろん、学生にとってもより楽しいピアトレにできるよう、新3年生を中心に連携を強めて頑張っていってほしいです!
今回のピアトレの報告は以上です。