先月、マルオの様子を見がてら買い物や散髪に連れて行ったときのマルオとの会話が、ずっと腑に落ちなくて心に残ってたことがありまして。
マルオはおそらく来阪してから?とある宗教を熱心に取り組んできました。現在も続けています。
宗教といっても、その宗教団体は政治もやってるので怪しくないと思ってますが。
私も幼少期から高校を卒業するまで、その家に生まれた子供として宗教の輪の中に入ってきたのですが、元々熱心でなかったため高校卒業と同時に辞めました。
とはいっても勉強会だ会合だなんだと同年代の仲間に連れ出されていましたので、なんとなく覚えていることはあります。
で、先月マルオに会ったとき、(母のヨシエにも言いましたけど)
「あちらの両親よりも1日でもいいから長生きしてくれ」と言いました。
マルオは私たち姉弟3人にお金を少しでも残そうとしてくれています。
でも、マルオが義両親よりも先に逝ってしまったら、結局残してくれたお金は義両親に流れるのと同じ。だから絶対に先に逝かんといて。と言いました。
マルオに現在の状況を話し、まったくひどい状況だったことや、元気で体も動くのに自分でやろうとしないことや、何も残っていないのに息子が健気なため、私の労力や給料は義両親に流れているという話をしました。
すると、「夫婦そろって羨ましい老後やな、何もせんでもご飯が出てきて、掃除もしてくれて、病院も連れて行ってくれて、お金の心配もしなくていい、リフォームまでなぁ・・・」
これはマルオは体が不自由ながら1人でやってます。自業自得なところもあるので何も言わなかったですが。
そして「徳を積みはったんやな」と言うのです。
あぁ、確かにそんな教えがあったなと思い出しました。
「徳を積む」とは前世で良い行いをした人が来世で良いことが返ってくるという感じ。
*間違ってたらお知らせください。
一瞬「なるほど」と思いましたが、いやちょっと待て・・・
帰りの車から今までずっと腑に落ちず頭の中に残っていたのですが、それなら私は前世での行いが悪かったってことやん?
一体私はこの家族に前世で何をやらかしたからこんなことになってんの?
ただ、今面倒を見てるから言ってるわけではないです。
この30年余りを振り返ると、自営業だったころ2年ほど手伝ったことがあり、その間私の給料は1円もありません。
そしてこの自営業に見切りをつけて他へ働きに出たとき、持って帰ってくる給料は、当日全額即渡しをしていました。
そう、4年以上私が働いた賃金はこの家族の自営業資金になっていたんですね。それっぽっちのお金も賄えないなら廃業しろよって感じでしょ。
孫に何かをプレゼントしてくれたわけでもなく、ランドセルすら1人で自営業をしているうちの母でした。
本当に世話になってないんです。まぁ、振り返るとなぜ出て行かなかったん?って聞かれそうですね。
それから何年かしたのち、占い好きな私は全体運を占ってもらったことがあるんです。
そのとき、占い師さんが旦那さんとの相性も鑑定してあげると言ってくださったので、生年月日やら名前やら言うと、
あなたたちはずっと一緒にいるね、と言われました。
ん?
「今世だけでなく、夫婦やら兄妹やら師匠と弟子であったり、親子であったり、形を変えていつの世も一緒にいてるぐらい相性が良い」
当時はそれが何を意味するかは分からず、でも確かにそうかもしれないと思いました。
となると、私は前世でこちらの家族にたいそうな恩義を受けたからこんなことになってるのか?に続くわけなんです。
知るかって話。
覚えてもない前世のことが引きずってこんなことを毎世繰り返してるなら、縁を切った方が絶対にいい!
最近そう思っていますがいかがでしょうか。心が狭いなぁと自分でも思いますが、狭いのか?と自問自答。
この家にいる限り、運気は低迷したまま終わりそうな感じもしています。
どうせなら転生漫画みたいに前世の記憶が残ってればよかったのにと思います。
年明けさっそく占ってもらおう~!