現在私には両親・義両親の4人が健在しています。
実の両親は81歳で、母はペースメーカーを入れていますが元気で自転車に乗って買い出しに行き、
料理も普通に美味しく作れます。
独身の弟と2人暮らし。
父親は何度か登場した「マルオ」で、82歳。
マルオはいくつかの持病を持っており、服用している薬は10種類以上だったかな?
退院時に説明されましたが時間がかかりました・・・
脳梗塞系の病気と糖尿、高血圧他、と言ったところでしょうか。
手術を決意するのが遅くなってしまい、両手が少し不自由で歩くのも少しぐらいなら大丈夫という状態ですね。
マルオはヘルパーさんや近所の方の手助けもあって、なんとか1人暮らしを続けています。
片道4時間のところに住んでいる私は月に1回顔を出すのが精いっぱいです。
交通費、滞在費用を考えると毎月旅行に行ってるようなもんで、結構お金がかかります。
子供が成長したとはいえ、現在の私は自分の両親の他に夫の両親が健在です。
健康状態はどうであれ4人の高齢者がいます。
そして義両親は90歳前後の超後期高齢者。
こちらの義両親は、国民年金で賄ってる状態ですのでまったく生活費が足りません。
そのうえ義母の方は認知症のため施設に入所しており、国民年金では足りず私たちが差額を負担している状態。。
長寿社会、100年時代と、さも長生きが喜ばしいかのように聞こえてきますが、こんなに恐ろしいことはないです。
どこにいっても高齢の親の話で持ち切りです。
・90歳を超えた高齢の親を置いて1週間の旅行に行けない
・柔らかいものしか食べれない親のための食事作りは何を食べさせばいいのか
・医療費や施設代が負担で働いたお金を自分の老後資金に回せない
・お金がかかるから本業の他に副業しているため、ゆとりのある生活ができない
他にもいろいろありますが、現状から考えて自分は長生きしたいと思いません。
どうにもならない現実ですが、長生きって大変ですよね。
認知症って記憶が定着しないだけで、体はなんともないので施設に入ったら健康状態が良くなり
さらに元気になります。
認知症の義母が100歳を超えるとすると、あと10年毎月5万円以上の負担をしなくてはならず、10年で600万以上という大金が施設に流れるんです。もちろん特養ですが国民年金ではお金が足りません。
面倒を見てもらってるから支払いは当然ですが、そのお金は自分の老後資金にしたいです。
このような長寿社会が続くと将来的に生活保護者が増えるでしょう。
先日ネットニュースで「100歳まで生きると6000万必要」という記事を見かけました。
普通のサラリーマン家庭で用意するのは無理。
私たち子供ももうすぐ定年です。定年が過ぎても働き続けますが親のために働くようなものって思うと理不尽さと怒りと悲しさと情けなさなど、複雑な気持ちが入り混じっています。
非常にストレスが溜まっている状態。
本当に不安な高齢化社会になってしまいましたね。

